森保監督“正月の風物詩”復活を熱望 大人の事情に配慮も「絶対サッカーをやった方がいい」
男子サッカー日本代表の森保一監督(56)が1日のNHK「2025新春生放送!年の始めはさだまさし」(前0・30)に生出演。サッカーを“正月の風物詩”にしたいという持論を展開する場面があった。 【写真】1971年の第50回天皇杯決勝、シュートを放つヤンマー・釜本(左) 森保監督は歌手のさだまさしがカウントダウンコンサートを終えたばかりの両国国技館にゲスト出演。さだがかつて“正月の風物詩”だった元日の天皇杯決勝について「僕らはいつか日本が世界一になるのを夢見て応援し続けますが、ひとつだけサッカーに不満があります。昔は天皇杯って1月1日だったですよね?今は違いますよね?アレは大人の事情ですか?」と言及すると、「大人の事情だと思います。ですけど選手を守るため、休みをちゃんと作るためにやってる(一面もある)かもしれないです。色んな事情があると思います」と返答。 これを聞いたさだはしみじみと「管理職らしい答えを言うな~」とつぶやき、会場の笑いを誘った。一方、森保監督も「ただ、(個人的には)元日に日本のサッカーは絶対やった方がいいと思ってます」と補足。「サッカーに携わっているファミリーも元日を目指して戦うとか見るとかっていう楽しさがありました。いわゆるサッカーを知らない方々にも元日に家でゆったり過ごしている時にチャンネル回して見てもらえる」とサッカー普及のために天皇杯決勝に限らず“正月の風物詩”復活を熱望していると持論を展開した。 この言葉にさだも同調。会場から拍手も沸き起こると「僕もそうなのよ。僕が高校3年、僕の弟が1年の時に2人で見た三菱ーヤンマーの決勝。これはね、いまだに僕は忘れられないです。今みたいにサッカーやるっていう時代じゃないですよ。(それでも)あの熱気は忘れないな。弟は釜本のファンで私は杉山のファンだったですけど」と感慨深げ。69年の第48回天皇杯決勝ヤンマー2ー1三菱重工戦について熱く語り「1月1日は天皇杯決勝と仮装大賞をやって欲しいですね」と話し、再び会場の笑いをさらった。