コートダジュールを駆け抜けるアウディ『A5アバント』のダイナミックなデザイン
アウディは10月23日、新型ステーションワゴン『A5アバント』の写真を公開した。南フランスのコートダジュールで撮影されたという新写真とともに、あらゆるカーブが存在するクルマにとって厳しいコースだが、プレミアムプラットフォームの実力を試すには最適の場所だとアウディはアピールする。A5アバントは、『A4アバント』の後継モデルだ。 コートダジュールを駆け抜けるアウディ『A5アバント』
A5アバントは、ダイナミックで引き締まったルーフラインが特徴的。スポーティなフラットリアウィンドウにシームレスに統合されたルーフスポイラーを備えている。傾斜の強いDピラーが、A5アバントのダイナミックなサイドビューを強調している。
インテリアでは、最新のディスプレイ技術が採用されている。スリムで独立したMMIパノラマディスプレイは、OLED技術を採用。11.9インチのバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成されている。オプションで10.9インチのMMIフロントパッセンジャーディスプレイも用意された。
A5アバントには、48Vのオンボード電気システムに基づく新世代のマイルドハイブリッド「MHEVプラス」システムが搭載されている。このシステムは内燃エンジンをサポートしながらCO2排出量を削減し、性能を向上させている。パワートレインジェネレーター(PTG)は部分的な電動走行を可能にし、燃料消費の削減に貢献している。
エンジンラインナップは、ガソリンエンジンの2.0TFSIが150psと204psの2つのバリエーションで用意されている。ディーゼルの2.0TDIエンジンは204psを発揮し、MHEVプラス技術により新しい基準を設定している。
アウディA5アバントは、洗練されたデザインと最新のテクノロジーを融合させ、高級ワゴン市場での競争力を高めている。
レスポンス 森脇稔