女王シフィオンテクがパリオリンピック初戦突破、得意の地で順当に勝利<女子テニス>
パリオリンピック
パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、テニス競技の女子シングルス1回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク136位のI・C・ベグ(ルーマニア)を6-2, 7-5のストレートで破り、初戦突破を果たした。 【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー 世界ランク1位で23歳のシフィオンテクは今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)での3連覇を含むツアー5大会で優勝。オリンピックに出場するのは2大会連続2度目であるが、初出場となった東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)では2回戦で敗れている。 そのシフィオンテクは開幕日となったこの日、センターコートのフィリップシャトリエ第1試合に登場。第1セットでは第2ゲームで先にブレークを奪うも直後の第3ゲームでブレークバックを許す。それでも、その後は攻撃的なテニスで主導権を握ると第5ゲームから4ゲームを連取し先行する。 続く第2セット、第7ゲームでミスが目立ちブレークを許したシフィオンテクだがベグのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークバックに成功。さらに第12ゲームで2度目のブレークを果たし1時間45分で勝利。現在3連覇中と得意とする全仏オープンと同会場であるローランギャロスの地で順当に白星を飾った。 勝利したシフィオンテクは2回戦で世界ランク52位のD・パリー(フランス)と同85位のN・ポドロスカ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。 なお、競技開始となった27日には男女シングルス1回戦、男女ダブルス1回戦が組まれているが、雨天により外コートの試合が行えず。屋根が付いているセンターコートのフィリップシャトリエ、スザンヌ・ランラン コートのみで試合が行われている。 また、同日のセンターコート フィリップシャトリエ第4試合には世界ランク102位の大坂なおみが登場予定であり、同217位のA・ケルバー(ドイツ)と対戦する。
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