【イエローゴールド編】カルティエ、ブルガリ... 素材別・大人が選ぶべき「ファインジュエリー」図録(前編)
もっともメジャーなイエローゴールド。金に銀や銅を混ぜ合わせてできた色合いは華やかな黄色味で、日本人の肌によく馴染む。 【写真】カルティエ、ブルガリ... 大人が選ぶべき「ファインジュエリー」をもっと見る
Cartier|「ジュスト アン クル」ブレスレット
男の手元はごちゃつかないほうがいい。一点投入するなら、カルティエのシグネチャー「ジュスト アン クル」が頼れる。フランス語で“一本の釘”を表すモデル名のとおり、釘を円環状に曲げたようなフォルムは宝飾でありながら、力強さを感じさせる。鏡面仕上げでイエローゴールドの美しさが際立ち、手元をシックに彩ってくれる。日用品がファインジュエリーになったブレスレットで、反骨のラグジュアリー精神を示してみたい。
BVLGARI|「ビー・ゼロワン」ネックレス、リング
ラグジュアリーながら型にハマらないジュエリーを求めるなら、ブルガリの「ビー・ゼロワン」をすすめたい。ローマの名建築・コロッセオの流麗な曲線と、工業製品のチューブから着想を得たデザインは唯一無二。定番より小ぶりなペンダントトップで、イエローゴールドのまばゆい輝きもいやらしく見えない。象徴的なロゴをあしらったリングは、身につけるだけでエレガントな印象に。
SHIHARA|ライン リング
余分なものが削ぎ落とされたストイックなリングは、素材の上質さを生かしたミニマルな形に落とし込まれている。5種の太さから選ぶことができ、重ねづけも楽しめる。コストパフォーマンスのよさとも相まって、パートナーとのシェア使いにもぴったりだ。
Gabriella Kiss|ラブ トークン リング、ラテン インスクリプション リング
NYで彫刻を学んだデザイナーが手がけた、クラフツマンシップが宿るリング。涙を流した瞳のリングには「苦しみなくして何もなし」を意味するラテン語が刻まれ、左のリングには「愛はすべてに打ち勝つ」のメッセージが入る。お守りのように毎日身につけたくなる逸品だ。