大人のカジュアルを諦めない 植村美智子の『AGおしゃれコンシェルジュ』
きちんと選んだ眼鏡を
アクセサリーとして、眼鏡をプラスするのもおすすめです。ただし、どんな眼鏡でもいいわけではありません。おしゃれアイテムとして、きちんと選んだ眼鏡が必要です。眼鏡をかけることでメリハリがつき、そして、いまどき感も加わり、カジュアルなスタイルを着こなす雰囲気をつくることができます。 お客様たちと一緒に眼鏡を選ぶことも多いのですが、実際にかけることで、着こなせるスタイルの幅が広がっていく方をたくさん見てきました。私自身もパンツスタイルのときは、アクセサリーとして、だて眼鏡をかけることがよくあります。 もちろん、ご提案したことの合わせ技もOK! レザーのフラットシューズに替えて、眼鏡をかければ、トラディショナルな雰囲気が加わります。トップスをシャツワンピにしたときにワイドデニムを合わせれば、よりいまどき感のあるスタイルに仕上がります。 まずは手持ちのもので、できそうなことを試しながら、自分にしっくりくる方法を見つけてください。生活に密着しているカジュアルなスタイルに満足できるようになれば、毎日を気分良く過ごせますよね。 いつも素敵に服を着こなして、ファッションを楽しみたい――。そんな40代と50代、Aging Gracefully(AG)世代に、スタイリストで個人向けのコーディネートサービスも行う植村美智子さんがワンポイントアドバイス。かわいいイラストとともに紹介するコラムです。 ■著者プロフィール 植村 美智子(うえむら みちこ) スタイリスト。大阪府吹田市出身。文化服装学院を卒業。アシスタントを経て1996年に独立。雑誌、広告、タレントのスタイリングなどで幅広く活躍。個人の方向けのファッションコーディネートサービス「Liltin’(リルティン)」を展開。 公式サイト https://liltin.com/ 文=植村美智子 イラスト=米山夏子
朝日新聞社