レアル・マドリー移籍希望とされるA=アーノルド…スペイン紙「簡単な決断ではなかった。だが彼はリヴァプールでの日々は終わりと思い至った」
スペイン『マルカ』は、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが所属クラブのリヴァプールに対して、レアル・マドリー移籍願望を伝えたと報じた。マドリー移籍を決意するまでには、大きな葛藤があったという。 『マルカ』のレアル・マドリーセクションチーフであり、同クラブに関する確度の高いスクープ記事を記してきたホセ・フェリック・ディアス記者によれば、アーノルドは今季限りで契約が切れるリヴァプールに対して、レアル・マドリー移籍願望を伝えたという。思い悩みながらも、それでもリヴァプールを後にする考えを固めたとのことだ。 「アレクサンダー=アーノルドの決断は簡単ではなかった。しかしリヴァプールの下部組織出身選手は、彼のすべてだったクラブで過ごす日々が、ついに終わりを迎えたのだと思い至っている」 その一方で リヴァプールは、アーノルドから移籍願望を伝えられる前、良好な関係を築くレアル・マドリーとコンタクトを取って実際的に同選手獲得を狙っているのか確認を取ったという。そしてマドリーから事実である旨を伝えられると、アーノルドに対して契約延長を結ぶよう積極的に働きかけたものの、結局考えを変えられなかったとみられる。 以上の報道が事実として気になるのは移籍時期だが、レアル・マドリーは何も働きかける考えはない模様。しかし、もしリヴァプールが移籍金を求めて冬の市場でアーノルド売却を目指す場合には、すぐにでも交渉の席につく考えがあるようだ。 レアル・マドリーは今季、DFダニ・カルバハルが今季絶望の重傷を負い、右サイドバックで問題なくプレーできる選手はMFルーカス・バスケスのみとなっていた。もし1月にアーノルドを獲得するならば、2020年にフラメンゴから獲得したMFヘイニエル以来、5年ぶりの冬の市場での補強となる。