ヤクルト・小沢怜史、来季も抑えに意欲「チャンスがあるなら狙っていきたい」
ヤクルト・小沢怜史投手(26)が4日、来季も抑えに挑戦する意欲を示した。今季は先発で開幕ローテーション入りしたが、交流戦中に2年連続でリリーフに配置転換。シーズン終盤はほぼ九回に固定され、チームでただ一人の2桁となる11セーブを挙げた。 「抑えたときの充実感、失敗したときの悔しさがすごくあって、やりがいがある。リリーフで一番いい人が投げるポジションだと思うので、チャンスがあるなら狙っていきたい」 横手投げ右腕について、高津監督は「理想はリリーフだと思う」と救援での起用を示唆。守護神について「候補であることは間違いない」と明かしている。今季は9投手がセーブを挙げクローザーが固定されなかっただけに、アピール次第で可能性は大いにある。 オフシーズンは投球時の出力を上げるため、瞬発的に力を発揮するトレーニングを取り入れている。球速へのこだわりは「そんなにない」としながらも目標は最速150キロ。進化した姿で、九回のマウンドを目指す。(赤尾裕希)