綾瀬「駅前酒場」のメンチカツが家で味わえる!元「dancyu」編集長が追い求める日本一ふつうで美味しいレシピ
常連客が作るいい雰囲気の大衆酒場
料理はメニューからお好きなものを選ぶことができる。その日のおすすめを聞くのも一つの手。 そこで常連客に大衆酒場のたしなみを聞いてみた。「とにかくベロベロにならない、適度にたしなんで適度な時間で帰る。待っている人がいたら早めに切り上げて席を回転させる」「一人で飲みたい人には話しかけない。話が合いそうな人とは会話を楽しむ」と常連客は語った。 金野さんは、「うちはそういった良いお客さんに支えられている。“お客さんがお店を作ってくれている”と感じています。若い方も入るには勇気がいるかもしれないけど、そのしびれる空気感を体験して、もっと深みのある大人になって貰えたら」と、大衆酒場の魅力を話した。 本日のお目当て、駅前酒場の「メンチカツ」。 一口食べた植野さんは「肉のうまみ、玉ねぎの甘み、スパイスがブワーッと広がる」と感動していた。 駅前酒場「メンチカツ」のレシピを紹介する。 ■材料(6個分) [肉ダネ] 合いびき肉…400g 玉ねぎ…1個 黒こしょう(粗びき)…5g ナツメグ…5g クミン…2g 塩…5g にんにく(すりおろす)…2かけ 牛脂…2個 卵…1個 小麦粉…適量 溶き卵…適量 生パン粉(粗め)…適量 サラダ油…適量 ■作り方 (1)玉ねぎは8mm角の粗みじん切りにする。 (2)大きめのボウルに氷を入れ、ボウルを重ねる。 (3)合いびき肉・黒こしょう・ナツメグ・クミン・塩・にんにく・牛脂・卵を入れ、へらで軽く混ぜ合わせる。 (4)玉ねぎを入れ、サックリと混ぜる。 (5)氷の入ったボウルから取り出し、手で粘りけが出ないよう全体を混ぜる。 (6)空気が入らないようラップをし、約5分間寝かせる。 (7)肉ダネを6等分にし、手のひらに打ち付けながらタネの空気を抜く。 (8)円盤の形に整え、中心にくぼみを入れる。 (9)小麦粉・溶き卵・生パン粉をつける。 (10)170~180℃に熱した油に入れる。 (11)音が軽いパチパチ音になったら裏返す。 (12)油の温度を 180℃に上げ、約1分間揚げる。 (13)油をきって、余熱で1分間火を通したら完成。 ■ポイント・コツ ※合いびき肉は、牛・豚の割合は特になく、スーパーのものでOK。 ※黒こしょうは、ひき立てが望ましい。
日本一ふつうで美味しい植野食堂