どうする?ペットと一緒の災害避難 今から備える5つのチェックポイント
災害時は究極の選択を迫られることも 必ず自分も被災するという高い意識が必要
東日本大震災などの大災害を経て、国や自治体によるペットのための災害対策が整えられるなか、サニーさんは「飼い主の心構えこそが重要」と話す。 「怖くて考えたくないと思いますが、必ず自分も被災すると考えて準備はしていただきたいと思います。ただ、火災が迫ってきた場合、究極の選択になると思いますが、自分の身を助けて下さい。過去の災害で自分のペットを見捨てるわけにはいかないということで一緒に亡くなられた方もいます。ひょっとしたらペットは先に外に出ているかもしれないし、なんとか助かるかもしれません。ですから、そういった優先順位も普段から考えておくと良いでしょう。想定内を増やしておき、想定外を減らす取り組みがペットはもちろん、自身の身を守る結果に繋がります」 <5つのポイントまとめ> ・避難所のペット受け入れについて事前に調べておく ・同行避難できない際のペットの預け先を決めておく ・ペット用の食料と常備薬を備蓄する ・飼い主が自宅にいない場合の飼育環境の安全対策 ・飼い主の情報を記録したマイクロチップや首輪を装着