【最新版】2024年下半期に見たいおすすめ展覧会26選(全国編)
【千葉/9~11月】「Nerhol 水平線を捲る」(千葉市美術館)
Nerhol(ネルホル)は、田中義久と飯田竜太によるアーティストデュオ。同じ被写体の写真を積み上げた彫刻作品で知られる。公立美術館で初の大規模な個展となる本展では、ふたりの対話を原点とし、写真と彫刻、自然と人工、言語と図像といった様々な境界を越境する多様な表現を、千葉の土地や歴史にまつわる最新作とともに網羅的に紹介する。 会場:千葉市美術館 会期:9月6日~11月4日
【京都/9~11月】「LOVEファッション―私を着がえるとき」(京都国立近代美術館 )
本展は、京都国立近代美術館(MoMAK)と京都服飾文化研究財団(KCI)が共同で開催するファッションの展覧会。KCIが所蔵する18世紀から現代までの衣装コレクションや、人間の根源的な欲望を照射するアート作品を通じて、ファッションとの関わりにみられる様々な「LOVE」のかたちを考察。人間の普遍的な営みである服を着ることの意味をひもとく。 会場:京都国立近代美術館 会期:9月13日~11月24日
【大阪/9~12月】「塩田千春 つながる私(アイ)」 (大阪中之島美術館)
ベルリンを拠点に活動する現代アーティスト塩田千春の大規模個展が、彼女の故郷である大阪で9月から開催される。パンデミックを経てより注目が集まった他者との「つながり」に、3つの「アイ」=「私/I」「目/eye」「愛/ai」を通じてアプローチすることを試みる本展。インスタレーション作品を中心に、絵画、映像などが出展される予定だ。 会場:大阪中之島美術館 会期:2024年9月14日~12月1日
【大阪/9~12月】「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(大阪中之島美術館)
東京国立近代美術館で開催されたTORIO展が大阪にも巡回。パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館という3館のコレクションから、共通点を持つ作品をトリオとして並べて展示する本展。絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、モダンアートの新たな見方を提示する。 会期:大阪中之島美術館 会期:9月14日~12月8日
【栃木/9~12月】「できごとども 五月女哲平、五月女政巳、五月女政平」(小山市立車屋美術館)
抽象的かつ物質的な絵画作品で注目を集めるアーティストの五月女哲平。本展では小山市を拠点にそれぞれの芸術を追求してきた三代の画家、五月女哲平、政巳、政平の作品を紹介し、この土地で半世紀以上にわたって描かれた絵画を振り返る。 会場:小山市立車屋美術館 会期:9月14日~12月8日