入居者同士や地域住民との交流が活発な賃貸マンションが人気を呼んでいる理由
なじめるか冷静に判断を
最近はコミュニティーへの参加を目的に入居を希望する単身者や家族もいる一方で、入居後、「雰囲気が合わなかった」と短期間で退去する例もある。日本賃貸住宅管理協会理事で、コミュニティー賃貸に詳しい榎和志さんは、「内見やイベントがあれば参加し、自分がなじめるか、冷静に判断を」と指摘する。また、一般の住宅にはないサービスを提供する場合は、その分を家賃や管理費に上乗せしている例もあるので留意したい。 入居後になじみやすい人の特徴として、「色々な入居者がいるので様子を見ながら、少しずつ交友を広げるほうがうまくいくことが多い」と榎さん。ゴミの出し方や共用部の使用法などのマナーを守ることもコミュニティーに受け入れられる基本条件だ。(読売新聞生活部 山田朋代)