英国王室一の働き者はおしゃれ上手としても有名! 英国アン王女のドレスアップ分析【前編】
故エリザベス女王の娘であるアン王女が2024年8月15日で74歳を迎えました。アラ古希の今でも、多くの公務を精力的にこなしている王女のドレスアップにフィーチャー。ウエディング・スタイルから、外国訪問時や映画のプレミアでの気品あふれるドレスアップ、ティアラ使いなど、カテゴリー別に解説。前編ではホワイトドレスとプリントドレスを紹介します。 【写真】ピンクドレスをまとったおしゃれロイヤルレディたち
洗練のホワイトドレス
1973年11月14日にウェストミンスター寺院で挙式したアン王女とマーク・フィリップス。モーリーン・ベイカーがデザインしたハイネックのシルクドレスは、大きなトランペットスリーブがなんともフォトジェニック。母エリザベス女王も結婚式に着用した、クイーン・メアリーズ・フリンジ・ティアラにシンプルなベールをコーディネートしました。
ギザギザのヘムラインがアクセントに効いた、レースのオーバーレイドレスで透明感と軽やかなムードを漂わせて。パールの4連チョーカーはアン王女のお気に入りジュエリーの一つです。1980年、ロンドンのオペラハウスにて。
プリントドレス
1970~'80年代にアン王女が好んで着こなしたのが、レトロ&エレガントなプリントドレス。写真は1979年、映画のプレミアに登場した際のワンシーン。'70年代らしいカラフルなフラワー柄のフルレングスドレスは、フリルのハイネック、バルーンスリーブがフェミニンなムードを加えて。
1978年のイベントのためにロンドンの名門ホテル「ザ・ドーチェスター」に到着。水彩画風のフローラル柄が優美なホワイトドレスは、流れるようにあしらわれたラッフルが華やかなアクセントとなっています。
1971年、ウィルトシャーのグレート・サマーフォードを訪問。グラフィカルなアフリカンプリントのシャツドレスを基調に、グリーンの帽子、帽子に巻いたスカーフと統一感あふれるコーディネートがお見事です。
1984年、ガンビアを訪問時には、セミシアーな生地とパープルのフラワー柄が優しげな表情のパステルイエローのドレスをまとって。ゴールドのジュエリーがドレスと好相性です。
1984年、バークレー・スクエア・ボールにて、ブルー&グリーンのストライプ柄が爽やかなフルレングスドレスをまとって。ボリューミーな袖が当時のトレンドを反映しています。