ミキモト、和光…世界に誇る「ジャパンメイドのジュエリー」繊細な技術と感性が織りなす「技の美学」
豊かさと繊細さを合わせもったデザインを形にする、緻密にして誠実な職人の技。いま、ジャパンメイドのジュエリーが、あらためて注目を集めています。欧米から取り入れた宝飾文化が、独自の進化とともに花開いて、約150年。世界に誇る、その技術と感性を掘り下げます。
[Mikimoto|ミキモト]真珠のオリジネーターが紡ぎ出し編み上げる、タイムレスな美
レースのように編まれた艶やかなあこや真珠の連。ネックレス全体に、有史以来数千年間にもわたって世界各国で愛されてきた普遍的なモチーフである、唐草文様をあしらっています。14.51カラットのペアシェイプのタンザナイトと大小のサファイアの趣の異なるブルーが、真珠を育む母なる海を連想させます。 【いま、ここに宿る「技」】 約4ミリから8ミリまで、選び抜かれた真珠が内側から外側へ向かって大きくなるように配置。隣り合う真珠がぴったりと組まれることで、フリルのような立体感が実現しました。一枚の布のように編み上げ、体に自然に寄り添う技術は、世界に誇る匠の技。 <写真>ネックレス[あこや真珠×サファイア計7.28ct×ダイヤモンド計28.99ct×タンザナイト計22.52ct×WG]47,300,000円(ミキモト tel.0120-868-254)
[Wako|和光]一流品を選び抜く“目利き”がセレクトしたピンクダイヤモンド
最大の産出地だった、オーストラリアのアーガイル鉱山が閉山。今後ますます稀少性が高まることが予想されているピンクダイヤモンドを用いました。オーバルカットの主石の周囲にわずかな空間を作って、煌めくメレダイヤモンドで取り巻き、さらに細めの2本のシャンクに仕立てることで、ピュアな色調と存在感が際立つよう工夫を凝らしたリングです。 【いま、ここに宿る「技」】 時計やジュエリーはもとより、アートから食品にいたるまで選りすぐったアイテムが並ぶ「和光」。ピンクダイヤモンドのリングも究極のセレクトショップにふさわしい逸品。石の高さやセッティング、周囲のダイヤモンドまで一流の“目”で見極められています。 <写真>リング[ダイヤモンド計0.31ct×ピンクダイヤモンド1.01ct×Pt]82,500,000円(和光 tel.03-3562-2111)