石破茂の「食べ方」「服」「表情」「話し方」はなぜここまでダメなのか
人は見た目が十割
こりゃ、だめだ。国外に出してはいけない。ほとんど、国辱物である。 なにがって、われらが宰相、石破茂さんのことである。人は見た目が十割なのだ。ボロは着てても心は錦、というのは昭和の話だ。アピアランスや立ち居振る舞いが、これほど、一国の首相にふさわしくない人も珍しい。 【写真】石破茂が明かした「大学同級生の女性に猛烈アタックした日」の衝撃顛末 椅子に座っての握手や、習近平の手を無様にも両手で握る、などというのは、今後直せばまだ、何とかなる話である。 仰天したのは飯の食い方。YouTubeで検索すれば、氏の食のマナーがいかなるものか、すぐに見聞することができる。まず、箸の持ち方がめちゃくちゃ。 こんなアクロバティックなさばき方をよくマスターしたものと感心する。その箸を使う際には、箸を持ち、その先をトントンとテーブルで叩いてから食べ始める。肘をつき、妙な手つきでお椀を持ち、むしゃむしゃと食べ始める。 中国首脳と食事をすれば、ああ、こいつは食の教養がない、と一目で喝破されるだろう。石破には友達が少ないとよく言われるが、そりゃそうだろう。こんな食事マナーでは、誰だって一緒に飯を食いたくはない。しかし、不思議でならないのは、この年齢になるまで、なぜ誰も注意をしなかったのだろうかということである。いったい、どういう環境下で育ってきたらこんなことになるのか、不思議でならぬ。
着ているものをなんとかして
つまり文化資本的素養が著しく欠落しているのではないかと、他人事ながら不安になる。子供のころからの学習や経験を通じて身に付けた言語や論理的思考などの教養のことである。芸術作品や書籍やピアノ演奏などに接することによって培われた教養。美しい言葉使いや、振る舞い方など……。世界の指導者は、みんな、それを身に着けているものである。 「いや、それより、まず着ているものをなんとかしなければ」というのはさるファッション・ジャーナリスト。 「ちゃんとしたスタイリストをつけるべきです。一国のプライムミニスターですから税金を使って雇えばいいんです。まず、シャツ。誰が買っているのか知りませんが、シャツの生地を選び、襟を選択し、きちんと採寸したものを着るべきです。もちろん、すでにそうなさっているのでしょうが、ファッションに興味も関心もないのでしょう。まるでぶら下がりものを着ているような塩梅です。 スーツも同様。生地の種類、カッティングの潮流をもっと学ぶべきです。ネクタイ、ベルト、靴下、靴、腕時計など、適切にコーディネイトすべきです。眼鏡も、ヘアスタイルも、コーディネイトしてもらうべきです。現在の石破さんほどあか抜けない政治家はいないのではないでしょうか。田舎の村長さんだって、もっとましな格好をしていると思いますよ」 その意味では、中国共産党中央政治局委員の王毅のファッションセンスは素晴らしい。共産党員にしておくのがもったいないほど、センスがいい。ロシアのプーチンの、無地のネクタイ選びも素晴らしい。