大阪府・吉村知事が定例会見5月27日(全文2)休業要請外支援金、本日から受付
接客を伴う飲食業のガイドラインの公表予定は?
読売新聞:読売新聞の【オオタ 00:40:47】です。きのうの囲みの中で、大阪府においてもライブハウスとか接客を伴う飲食業についての感染防止のガイドラインを作るというお話をされてましたけども、あしたの対策本部会議でそれを公表するご予定はありますか。 吉村:クラスターが発生した施設をどうするかという問題については、やはりここは慎重に判断しなきゃいけないとも思ってます。というのも、これまでも慎重に判断してきましたが、やはりクラスターが発生した以上、感染拡大が起こりやすいということは、これは間違いないわけで、じゃあ何が必要なの? って考えたときに、1つはやはり感染防止策をできる限り取るということです。100%は、これは難しいと思います。100%を求めたら、これはもう全部廃業せよということになるので、それは絶対違うと思います。それを生活の、まさに日々の生活の糧と、仕事されている方がそこにいらっしゃって、そこには府民の生活があるわけなので、そういった意味で廃業せよということは僕は毛頭言うつもりはないし、ただ事実上、これをずっと引き延ばすというのはそれに等しいので、僕はそういう考え方は持ってません。 ですので100%完璧ではないにしても、ただ、やはり感染症対策をしっかり取ってもらって、できるだけ業態としても感染拡大を防ぐというのは、われわれとしてもやってもらいたいし、事業者としてもやっぱりこれはやろうということだろうと思ってますので、何か一定のガイドラインが必要だと思ってます。
ガイドラインがまだ出来上がっていない
この点、接待を伴う飲食店とライブハウスについてはガイドラインがまだ出来上がってません。国も専門家の意見を交えながら、これは作ってる最中だと、業界団体が受けて作ってる最中だということですが、今はないということです。5月末までには間に合わないということです。6月の中旬以降になるんじゃないかというふうに聞いてますが、それもいつになるか分からないという状況だろうと思ってます。 一方で、スポーツクラブとカラオケについては業界団体から出てるガイドラインがあり、そしてこれは国も専門家の意見を交えていろいろやりとりをした結果、これは国においても認めましょうと、認めましょうというか、あれですけど、国においてもこれは妥当だというようなガイドラインができるというふうに聞いてます。これはもうできたんですかね。5月末にできると、もう整ってると聞いてますので、そこはガイドラインがあるということになるだろうと思います。 ですので、この4業態について、やはりそういった感染防止のガイドラインというものは、僕は必要だという考え方です。じゃあ、今ない接客を伴う飲食店、そしてライブハウスをどうするのかと。ないですけど、これは休業要請を解除しますという判断は僕の中にはないです。ですので、これが、ちょっとそこは、国が作るのが時間が掛かるようなのであれば、大阪府の独自のガイドラインとかが作れないだろうかというのを今まさに検討をして進めている最中です。それが整えば、それっていうのは公表もしていきたいと思います。だからそれを今作っている最中です。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月27日 全文3に続く