音喜多都議らが都民ファ離党会見(全文1)上田氏、集権的かつ不透明さに懸念
東京都の小池百合子知事が特別顧問を努める地域政党「都民ファーストの会」の音喜多(おときた)駿、上田令子両都議が離党の意志を固め、5日午後3時から記者会見する。 音喜多氏らは昨年夏の都知事選の段階から小池氏を支援してきた。 ※一部、判別できない個所がございますことをご了承ください。
上田議員、音喜多議員が都民ファーストの会に離党届けを提出
司会:これから上田都議と音喜多都議による会派の離脱会見を始めたいと思います。お2人ともよろしくお願いします。 上田:よろしくお願いいたします。 音喜多:大変お待たせいたしました。それでは始めさせていただきたいと思います。このたびわれわれ、上田令子、そして私、音喜多駿、都議会議員の2名は都民ファーストの会に離党届けを提出いたしました。私たちは小池百合子知事を都知事選の前から応援し、そして小池百合子知事が代表、そして特別顧問を勤める地域政党、都民ファーストの会としてずっと活動を共にしてまいりました。今回の離党という決断にいたったことはわれわれの力不足、認識不足によるところでもあり、都民ファーストの会の上田令子、そして音喜多駿に期待をしてくださった皆さまに、まず心よりおわびを申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした。 上田:申し訳ございません。 音喜多:それでは今回の決断に至った理由について説明をさせていただき、そして今後の活動指針についてもお話をさせていただきたいと思います。われわれ2人は行動を共にしており、その思いは共通する部分が多々ございます。しかしながらこの離党という決断を至るに当たっては、それぞれまた違った思いも持っておりますので、まずはそれぞれより離党に至る決断の理由について、ご説明をさせていただきたいと思います。まずは上田令子都議のほうからお願いいたします。
上田氏が離党を決断した経緯
上田:着座にて失礼させていただきます。先ほど苦楽を共にしてまいりました荒木千陽代表、そして幹事長になられました増子幹事長に離党届を出させていただきました。離党および会派離脱を決断をせざるを得なかった理由を、都民の皆さまと関係各位に説明をさせていただきたいと思います。なお会派は離脱するものの、都民から〓託を 00:11:37〓受けましたご期待や、そして都議会議員の職責は引き続き都民の自由と幸福のため、今までに増してほかの都議会議員ではなし得ぬ議会活動をさせていただくことを固くお約束させていただく次第でございます。また都政運営においては東京大改革の原点に立ち返りまして、こちらについてもしっかりと支えさせていただく所存でございます。 まず決断に至った理由を端的に語らせていただきますが、都民ファーストの会、執行部によりまして東京大改革が変質していったことが大きなきっかけ、原因でございます。私はご承知のとおり、先の東京都知事選挙におきまして、いの一番で応援に駆けつけて、江戸川区内の保育所、小池知事を案内しまして、知事当選に至るまで駆け抜けてまいったわけでございます。過去の知事選では都民の声に耳を傾けない政治家による、国政政党主導の〓コウショウラビ 00:12:41〓、集権的に繰り返されてまいりました。これに追随することなく、地域のことは地域で解決するべく、強い意思の下、東京発、政界再生達成化を目指し、〓都民や人 00:12:56〓、自由、自治のため、主体性を持って当時私が代表を務めておりました、地域政党、自由を守る会の仲間たちと応援を、そして支援をした次第でございます。