音喜多都議らが都民ファ離党会見(全文1)上田氏、集権的かつ不透明さに懸念
政治資金パーティーは今までしたことがない
さらにこれから、11月14日に開催されます都民ファーストの会の政治資金パーティーがあります。こちらのほうも1枚2万円です。数十枚から各議員の実績によりますノルマも課されております。江戸川区の平均収入は400万円でございます。2万円のチケットを、私は今まで政治資金パーティーはしたことがないので、誰にいったい売るのかという思い。そして政治資金パーティーについては兼ねてより企業、団体献金や外国人献金の隠れ蓑となっているとの指摘があり、その在り方自体が問われなければならなかったはずでございます。 私は江戸川区議会議員時代から個人献金を、政治資金パーティーよりも個人献金を、これ、確かどこか、日本新党さんでしたっけ、掲げてたことがあったと思いますけれども、これを主として進めてきた。庶民から2万円のお金は、ちょっと取られないんだということで、私の政治信条によりまして、このパーティー券についても留保していたところでございます。 私は、議員の機能を自ら放棄することは、まさに鳥にとっては羽を奪って飛んでみろということで、まさに死ねと言われるのと同じことだというふうに感じております。調査権を奪われているのであれば、古い都政を、古い都議会を新しくすることはできないという決意にいたった次第でございます。 現在の都民ファーストの集権的かつ不透明な党、会派運営は、議員の無力化と呼ばれますまいか、大きな懸念を抱くところでございます。一寸の虫にも五分の魂、1人の都議会議員にも自由な議会活動をと、私は願っているところであります。内心の自由、政治活動の自由、その下に本当の都民ファーストを実現するために、また新たな会派で私は1人でも、1人だからできる改革を進め、東京大改革の躍進に及ばずながら力を注いでまいりたいと思っております。 支援者、都民の皆さまには何ほど、ご理解を賜ればと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 【連載】音喜多都議らが都民ファ離党会見 全文2へ続く