【株主優待】選べる「カタログ優待」で女性におすすめ銘柄を6つ!銘柄選びのコツ3つも紹介
お取り寄せレベルのお肉やお魚、メロンやシャインマスカットなどのくだもの、そしてスイーツを選べるカタログの株主優待があれば、「その時に食べたいもの」を選べ、食べて満足、そして食費も自然と節約できるようになります。そんないわゆる「カタログ優待」の銘柄、6つを紹介します。※株価は10月16日終値 【写真】優待でもらったヒューリックのカタログ * * * * * * * ◆はじめに ・「株主優待」とは? 私たちが株を買うと「株主」になれます。企業は株主に対し、割引券や優待券、お米やカタログギフトなどをプレゼントすることがあり、これが「株主優待」です。 ・「権利付最終日」とは? 権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで、配当金や優待などの株主権利を得られる最終取引日のことです。 つまり、配当金や株主優待などを取得するためには、企業が決める「権利確定日」に、株主として株主名簿に記載されている必要があります。 例えば、2024年11月の権利付最終日は11月27日、権利落ち日は11月28日です。そのため、11月に優待を実施している企業の「株主優待」の権利を受けるためには、11月27日までに株を買っておかなければなりません。
◆カタログギフトがもらえる「株主優待」銘柄の紹介 お肉やお魚、くだもの、そしてスイーツがもらえる「カタログ優待」にはどういったものがあるでしょうか。 ゆうちょ銀行(7182※)(株価1,396円、最低投資額13万9,600円)では、500株保有で3,000円相当のカタログギフトがもらえます。郵便局の「ふるさと小包」での取扱商品でもある「つぶらなカボス」16本セットのほか、ちぎって食べるボゴールパインや愛媛県宇和島産のみかん、株主優待カタログギフト限定のフレーム切手、ゆうちょPayポイント3,000円分も選べます。 500株では、70万円ほど必要ですが、執筆時点(2024年10月下旬)で配当利回りも3.72%あります。権利月は3月です。 ※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。 不動産会社のヒューリック(3003)(株価1,429.5円、最低投資額14万2,950円)では、300株保有で株主優待のカタログギフトがもらえますが、今後、株主優待内容の変更があります。 ヒューリックでの株主優待は、2024年12月の権利であれば、3年未満は3,000円相当のグルメカタログギフト1点、3年以上では2点、つまり6,000円相当が選べます。しかし、2025年12月末以降は変わり、保有期間2年以上で3,000円相当のカタログギフトから2点、6,000円相当がもらえます。 2年未満の株主はカタログギフトがもらえなくなるため、2025年12月の権利も取得したいなら2024年12月までに300株(必要額は42万8,850円)保有しておきたいところです。権利月は12月です。 アパレルメーカーのオンワードホールディングス(8016)(株価539円、最低投資額5万3,900円)では、1,000株(53万9,000円)1年以上保有で3,000円相当、3年以上保有で5,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。このほか、100株保有で20%割引になるクーポン6回分ももらえます。 オンワードホールディングスでは、2024年4月に株主優待制度を一部変更し、長期保有で額が増えるカタログギフトになりました。5,000株では1年以上保有で1万円相当、3年以上保有は2万円相当のカタログギフトがもらえます。権利月は2月です。 クラッチの大手企業エクセディ(7278)(株価3,480円、最低投資額34万8,000円)では、100株、1年以上継続保有で3,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。権利月は9月で、およそ3ヵ月後の11月下旬~12月にカタログが届きます。 大和証券グループ本社(8601)(株価1,048円、最低投資額10万4,800円)では、1,000株(104万8,000円)で2,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。権利月は3月と9月と、年2回あるので、年間では4,000円相当がもらえます。 証券取引所の賃貸業で知られる平和不動産(8803)(株価4,180円、最低投資額41万8,000円)では、100株で3,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。2023年3月の実績では大丸松坂屋のカタログギフトでした。権利月は3月です。