もやしの下茹ではいつも簡単な「レンチン」です。鍋で茹でたときと費用はどれくらい変わりますか?
食費や水道光熱費が高くなったというような理由で、安価で手に入りやすいもやしを料理に使った経験がある方もいるでしょう。さらに節約をしたいときには、ガスコンロと電子レンジどちらで調理する方が費用をおさえられるか知っておくと効果的です。 また、キッチンではさまざまな節約ができるので、家計で悩んでいる方はチェックしておきましょう。今回は、ガスコンロと電子レンジで下ごしらえをしたときの費用の差や、キッチンでの節約術などについてご紹介します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
ガスコンロで野菜をボイルしたときと電子レンジを使ったときの費用はどれくらい違う?
経済産業省 資源エネルギー庁が公開している「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約」によると、ホウレンソウやキャベツといった葉物類をガスコンロで下ごしらえした場合の費用は年間で約1350円かかります。一方、電子レンジの下ごしらえに変更すると、年間で約410円であり、年間約940円を節約できるようです。 また、ジャガイモや里芋といった根菜類を下ごしらえする場合でも、ガスコンロを使ったときは年間で約1540円なのに対し、電子レンジで下ごしらえをすると年間で約680円です。年間約860円の節約になります。 データからも分かるように少しでも光熱費を節約したいのであれば、ガスコンロを使って下ごしらえするよりも、電子レンジを使った方が得でしょう。また、電子レンジは水を沸かす必要がないため、時短にもつながります。
節約を意識した料理にももやしは向いている
もやしは価格が安定していることで知られており、家計が苦しいときに購入する方もいるでしょう。もやしの栽培は人工栽培生産かつ室内、かつ、1週間で栽培できるため、季節を問わず出回っています。こうしたことが、低価格をキープしている要因になっていると考えられるでしょう。 もやしは熱を通せば量が多くても食べやすいため、料理のかさ増しとしてもよく使用される食材です。リーズナブルな価格で食事全体の量を増やせるため、食費の節約につながります。 もやしはビタミンCや葉酸といった栄養素も含んでいるため、かさ増しできるというメリットだけでなく栄養効果も期待できるでしょう。