もやしの下茹ではいつも簡単な「レンチン」です。鍋で茹でたときと費用はどれくらい変わりますか?
キッチンでできる節約
下ごしらえに電子レンジを使用する以外にも、キッチンでできる節約方法はあります。経済産業省のデータを基に、どのくらい電気代を節約できるか見てみましょう。 例えば、ガスコンロで鍋を使って調理をする際、火力を強火から中火にすると年間約390円の節約が期待できます。 さらに、冷蔵庫の中身はある程度余裕を持たせておくことも大切です。冷蔵庫の中身がいっぱいのときと、半分の量に減らしたときとでは年間約1360円の差が出ます。また、冷蔵庫を開けっ放しにする時間を20秒から10秒に短くすれば、年間190円の節約になります。 もし可能であれば、食器洗いは手洗いではなく食器洗い乾燥機を使用すると、水道代などの費用を節約できるためおすすめです。手洗いでは年間2万5560円かかるのに対し、食器洗い乾燥機に変更すれば年間1万9090円にまでおさえられます。 なお、これらの数値はあくまで経済産業省による試算なので、使用している機器や状況によって変動する可能性があるため、注意しましょう。
ガスコンロよりも電子レンジで下ごしらえをした方がお得
省エネポータルサイトによると、下ごしらえの際にガスコンロではなく電子レンジを使用することで、食材によって年間約860~940円お得になる結果でした。電子レンジは調理時間の時短にもつながるため、費用も時間も節約したい方にはおすすめの方法です。 また、節約を意識した料理にはもやしも向いています。リーズナブルな価格で1年を通して手に入るため、かさ増し料理にも使いやすい便利な食材です。 キッチンでは、電子レンジの利用に限らずさまざまなシーンで節約ができます。冷蔵庫の開閉時間を短くしたり、ガスコンロの火力を弱めたりといった方法で、どれも手軽に試すことができるでしょう。生活費を少しでも節約したい方は、ぜひ実践してみましょう。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部