日本の美しい結婚式を叶える!有名神社での挙式&披露宴【前編】
神社で結婚式を挙げたいけれど、披露宴を考えると移動や施設の充実度が気になるという花嫁も多いはず。今回は日本を代表する有名神社の中で、披露宴施設が整っているところを厳選しました。前編・後編と分けてお届けしますので、お見逃しなく!
【日枝神社】鎌倉時代の山王宮が始まり
古くから“山王さん”として親しまれてきた「日枝神社」。江戸時代、皇居内に新社殿が造営されてからは歴代の将軍に重用され、明治時代からは皇居の守り神、“皇城の鎮(しずめ)”として知られるようになりました。御祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。
巫女に先導されての参進はとても絵になる場面
儀式の始まりは参進から。赤い毛氈の上を静々と進むごとに、身の引き締まるような気持ちがわき上がります。社殿に向かうワンシーンは、ぜひ写真に収めておきたいところ。
赤い柱が並ぶ回廊はとっておきのフォトスポット
広い敷地内には赤い鳥居が並ぶ稲荷参道など花嫁姿が映える場所が点在。写真は境内の回廊で、赤い柱と白無垢が美しいコントラストを描きます。当日撮りの他、前撮りで撮影するのもおすすめです。
「日枝あかさか」の披露宴会場には大小さまざまなバンケットが
「日枝神社」に隣接する「日枝あかさか」は現在リニューアル工事中。2025年7月にオープン予定です。写真は大会場「末広」の完成予想図で、緑に包まれる本殿と、都心の街並みが望める大きな窓が特徴。この他少人数でのパーティに最適な「葵」があります。 ■お問い合わせ先/日枝あかさか tel.03-3502-2205
【明治神宮】初詣は例年参拝者数日本一を誇る神社
東京、代々木に位置する「明治神宮」。都心にありながら生い茂る緑に囲まれ、境内に一歩足を踏み入れるとまさに別世界が広がります。静謐な空気が漂う境内を、朱傘を差して参進する場面はとても印象的。
厳かな空気に包まれる「奉賽殿」
お祓いを受けた後は斎主がふたりの末長い幸せを祈念する祝詞を奏上。ふたりで行う「誓盃の儀」や「誓詞奏上」、巫女が舞う神楽「寿の舞」などのひとつひとつの儀式が、かけがえのない思い出となります。
広大な庭園をもつ「明治記念館」での披露宴
「明治神宮」の境内にも披露宴のできる会場がありますが、バンケットが豊富なのは明治神宮外苑の一角にある「明治記念館」。100年以上の歴史を誇る「明治記念館」本館は、当時の面影を感じる装飾が多数しつらえられている優雅な空間。写真は数々の行事や式典の舞台ともなった「金鶏」。
挙式後にはゲストとともに庭園で歓談&記念撮影を
披露宴会場の前には常緑の庭園が広がり、多くのバンケットから眺めることができます。挙式後はこちらでゲストとの歓談を楽しめます。また美しい緑の中での記念撮影は、思い出深いワンシーンになるはず。 ■お問い合わせ先/明治記念館 tel.03-3403-1177(予約センター)
Text:Nonoko Hata