J1川崎・三浦颯太「まずは定位置をつかむところから」チームは指揮官交代の変革期「自分のプレーを出せばチャンスはある」
◇J1名古屋・稲垣主宰するサッカークリニックに参加 川崎フロンターレのDF三浦颯太(24)が5日、名古屋グランパスのMF稲垣祥(33)が主宰するサッカークリニックに参加した。 三浦にとって稲垣は、FC東京U―15むさし、帝京高、日体大をへて甲府でプロ入りと全く同じキャリアを歩んできた先輩。クリニックでは、稲垣とともにミニゲームに参加したほか、保護者に向けて自身の体験を話した。 昨季は、元日の日本代表タイ戦(国立)で代表に初選出され、甲府から川崎へ移籍、4月に左膝外側半月板損傷で手術、復帰後はスタメンに定着と、山あり谷ありだった。「いろんなものを吸収できたし、復帰してからの成長は自分で感じるぐらいのものがあった。今年は、まずはけがをしないことを第一の目標にして、コンスタントに試合に出て、もっとプレーの質を上げたい」と意気込んだ。 川崎は8年指揮を執った鬼木達前監督から、長谷部茂利監督に交代。「大学3年の時から、毎シーズン同じ監督の経験は1回もないので、そんなに気負わなくていいかなって思っているが、チームからしたら相当大きな変化だと思うので。自分のプレーを出せばチャンスはあると思うので、まずは定位置をつかむところからやっていきたい」とキャンプからアピールしていく。
中日スポーツ