オーストラリア代表CBハリー・ソウターが重症 最終予選で苦戦するオーストラリア代表にとって大打撃
アキレス腱を断裂
イングランド・チャンピオンシップのシェフィールド・ユナイテッドでプレイするオーストラリア代表DFハリー・ソウターがアキレス腱を断裂する重症を負った。オーストラリアメディア『news.com.au』などが伝えている。 報道によればハリー・ソウターはリーグ第23節のバーンリー戦に先発で出場し、アキレス腱を断裂。精密検査の結果、全治9~12カ月とされ少なくとも今季中の復帰は絶望的とされている。 ソウターは今季レスター・シティからのレンタル移籍でシェフィールド・ユナイテッドに所属。今季は公式戦21試合に出場し1試合を除いて全てスタメンフル出場していた。また、オーストラリア代表としてもレギュラーとして選出されており、北中米ワールドカップ・アジア最終予選にはここまでの全6試合にフル出場。主軸のCBとして替えの効かない存在であった。 オーストラリアは現在最終予選のグループCで日本に次ぐ2位に位置するが、ここまで1勝4分1敗の勝ち点7であり、3位のインドネシアとは勝ち点1差。また3位から6位の中国まで同勝点である混戦となっている。オーストラリアは今予選にて初戦のバーレーンに敗戦。10月に監督が代わり新しい体制になるも引き分けが多く、特に勝ち試合となったであろう試合でも自分たちのミスなどで落としている試合がほとんどだ。 1年近くチームの大黒柱が不在となるためにオーストラリアにとって非常に頭を悩ませる出来事となってしまった。果たしてソウター不在の中で6大会連続7回目のワールドカップ出場を成し遂げることができるのだろうか。オーストラリアは3月にホームでインドネシアと対戦する。
構成/ザ・ワールド編集部