しいたけ、ひらたけ、えのきたけで作る簡単レシピ8つ きのこは乾燥させてビタミン増!
秋の味覚・きのこは、食物繊維はもちろん、ビタミンB群やビタミンDなどの栄養素も豊富。免疫力向上の効果も期待でき、ヘルシー食材として注目度が高まっています。乾燥させれば、保存性がアップするうえに、栄養価も高まるといいことずくめ。ポテンシャルを最大限に引き出す、乾燥きのこを使ったレシピを紹介します。 【写真「ひらたけ」を使ってできる簡単レンチン茶碗蒸し、とろっとシズル感がたまらない!他、乾燥きのこの絶品料理を写真とともに紹介
※レシピは乾燥させたきのこを使用しています。
乾燥させるとビタミンDが増える
2~3時間天日干しすると、ビタミンDが増加。ビタミンDはカルシウムの吸収を促すため、骨粗鬆症予防に欠かせない。 「きのこに含まれる食物繊維“β-グルカン”には、免疫機能を整え、コレステロール値や中性脂肪を下げるという効果が報告されています」と、管理栄養士・フードコーディネーターの渥美まゆ美さん。使いやすく、保存性も高まるので、冷凍や乾燥でストックしておくのがおすすめだという。 「毎日の食事に加えれば不足しがちな栄養を手軽に補えます」 【基本の干し方】 【1】半日干す 石づきを切ってほぐし、ざるや干し網に重ならないように並べて半日ほど天日干しにする(ビタミンDは2~3時間で増加する)。 【2】保存袋に入れる 干しきのこは保存袋に入れて冷蔵庫で4~5日保存可能。「2、3日かけてカラカラになるまで乾燥させれば、2週間ほど保存できます」(管理栄養士・フードコーディネーターの渥美まゆ美さん)
【しいたけ・えのきたけ・ひらたけで】「3種のきのこのガーリックオイル焼き」のレシピ
干しきのこの歯応えを堪能できるシンプル調味。 ◆《作り方》(2人分) 【1】にんにく1/2片は薄切りにする。 【2】フライパンに【1】、オリーブオイル大さじ2を熱し、香りが立ったらしいたけ・ひらたけ各60g、えのきたけ50gを加えて中火で炒める。全体に火が通ったら塩小さじ1/3を加えて味を調える。
【しいたけ・えのきたけ・ひらたけで】「たっぷりきのこのミネストローネ」のレシピ
スープで栄養と旨みを余すところなく摂取。 ◆《作り方》(2人分) 【1】ウィンナソーセージ2本は5mm幅の輪切り、玉ねぎ1/4個はみじん切りにする。 【2】フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、【1】、すりおろしにんにく小さじ1を入れて中火で炒める。玉ねぎがしんなりとしたらしいたけ・ひらたけ各50g、えのきたけ30gを加えてさらに炒める。 【3】【2】に水1カップ、コンソメスープの素(顆粒)小さじ1を加えて3~4分煮る。トマト缶(カット)1/2缶を加えてさらに3~4分煮る。 【4】塩小さじ1/3、こしょう少量で味を調え、器に盛る。イタリアンパセリ適量を添える。