【標準装備を見直し】 メルセデス・ベンツCLE 200 クーペに「スポーツスタイル」 価格も戦略的に
その他の便利機能は?
■MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス) これまで以上に学習能力を高めた第3世代のMBUXを採用した。ルーティン機能の搭載やさらに使い勝手の良くなったメニューや音声認識など、大幅に進化したデジタル体験を提供し、メルセデスのクーペとして最もインテリジェントなモデルとなっているという。 ■ハイ、メルセデス:音声アシスタント 音声アシスタント「ハイ、メルセデス」は、メルセデス・ミー・アプリ内のオンラインサービスを起動することで、優れた対話と学習機能を発揮する。新採用のジャスト・トーク機能により、音声操作をキーワードの「ハイ、メルセデス」を発話せずに行うことができるようになり、利便性が高まったと発表した。この新機能が起動すると、ディスプレイ上部に赤いマイクのマークが表示され、車両がボイスコマンド待ちの状態となる。 ■パーソナライゼーション パーソナライゼーション機能では、ユーザー個々のプロファイルを作成し、運転席のシートメモリーやミラー位置の設定、アンビエントライトのカラー設定、お気に入りのラジオ放送局、その他の機能を保存できるようになっている。パーソナルプロファイルへのアクセスは指紋や声による生体認証に対応しており、利便性だけではなくセキュリティも高めている。 ■ルーティン 日々行う車内での操作を簡略化するルーティン機能を搭載。日々の乗車中に行う操作の流れを「ルーティン」として組み立て、一定の条件を満たした場合に各種機能を作動させることで、ドライバーの車内での操作負担を軽減するという。 あらかじめいくつかのテンプレートが用意されている他、ユーザー自らルーティンを作成することもでき(例:「室内の温度が12℃以下になった場合、シートヒーターをオンにしてアンビエントライトを暖かなオレンジにする」など) ■ゼロレイヤー よりシンプルかつ柔軟な新しいユーザーインターフェースであるゼロレイヤーを採用。ユーザーの習慣や状況に応じて、各種情報や機能を流動的かつ予測的に表示する先進的なインターフェースだという。トップ画面上に必要な情報や機能が必要な時に表示されるため、ユーザーはメニュー画面を呼び出し階層を辿ったり、画面をスクロールして目的の機能を呼び出す必要がなくなるなど、操作負担を大幅に低減する。