JAL、退役777のラストフライトプラン販売 11/26正午から抽選で7機分
日本航空(JAL/JL、9201)は、退役したボーイング777型機のラストフライトで、パイロットが実際に使ったフライトプラン(飛行計画)を11月26日正午から抽選販売する。777-200ERの初号機JA701Jなど7機分の原本で、同社のウェブサイトで扱う。 【写真】羽田から離日するJALの777-200ER JA703J JALの777は、国内線機材の777-200と777-300、国際線機材の777-200ERと777-300ERの4機種計46機あったが、長距離国際線機材の777-300ER以外の3機種は退役済み。今回ラストフライトのフライトプランを販売するのは、777-200ERがJA701J、JA702J、JA703J、JA709J、JA710Jの5機、777-300がJA8944とJA752Jの2機で、2機種7機分となる。 フライトプランは、航空会社では国家資格を持つディスパッチャー(運航管理者)が作成し、機長の同意を得ると正式に承認される。今回の企画者はJALのディスパッチャー2人で、資格試験の受験機材が777-200ER(JA703J)だったり、幼い頃からお気に入りの機材が777と、思い入れのある社員が考案した。フライトプランは777の客室窓2枚で挟んであり、窓も退役した777のものを使用しているが、フライトプランの機材とひも付いてはいないという。 価格は税込30万円で抽選販売。申込は第7希望まで選択できるようにするという。
Tadayuki YOSHIKAWA