YouTube登録者29万人「有隣堂しか知らない世界」を企画運営する渡邉郁の仕事術【HOW I WORK】
「Googleアラート」で自社や業界に関する情報をキャッチ
──仕事に関する情報収集はどのようにしていますか? SNSを日々チェックしています。それに加えて「Googleアラート」を活用しています。これは、選んだキーワードと一致する最新の情報をメールで受け取れるサービスです。 キーワードは、有隣堂、出版、書店業界、「有隣堂しか知らない世界」といったものですね。SNSのチェックも含めて、情報収集・調査にかなりの時間をかけています。 勤務時間以外にも、通勤中や帰宅後も見ています。ただ、家にいるときもスマホで見てしまってダラダラと過ごしがちで、その習慣を本当はやめたい…。 仮に業務内容が変わり、家でスマホチェックをする必要がなくなった場合、もっと本を読みたいです。今は細切れの時間にエッセイを読むことが多いですが、まとまった時間があれば長編小説に没頭したいです。
コラボ版の「サラサクリップ」を愛用
──有隣堂といえば、本以外に文具も扱っていることで知られていますね。よく使っているお気に入りの文具はなんでしょうか? 「有隣堂しか知らない世界」の企画でゼブラさんとコラボして作ったボールペン、ゼブッコロー柄の「サラサクリップ」です。インクの出が良くて気持ちがいいなって、愛用しています。 ノートは、特定ブランドのこだわりはないのですが、重たいものを持ち歩きたくないので、A5サイズの5mm方眼入りのものを使っています。横罫よりも方眼が好きなのは、自由帳みたいな感じで、図も描きやすいし、文字を書いてもちゃんと揃って見えるからです。 スケジュール管理は、手帳ではなくデジタルです。会社がGoogle Workspaceを導入しており、それを活用して仕事の予定は社員同士で共有しています。
声援を送るのが効果的なストレス解消法
──ストレス解消法やオン・オフの切り替え術はありますか? 2人の子どもがサッカーをしています。試合に行って、大きな声で応援するのが、ストレス解消法です。応援するときは、「頑張れ!」とかポジティブな声掛けとなるので、気持ちがよくてリフレッシュ効果があります。 帰宅後、お酒を毎日飲むのですが、「仕事終わったぞ」と自分に合図するオン・オフの切り替えになっています。仕事中のテンションをそのまま家に持ち帰ると、子どもとのコミュニケーションがうまくいきにくいので、その意味でのリセットは必要なのです。