小学校受験、子どもを合格させたいなら「夏休み」に絶対やってはいけないこと
首都圏の私立小学校の試験は、9月~10月頃から始まります。つまり年長さんにとって、夏休みは、小学校受験の直前期! 塾の夏期講習や、過去問、苦手分野の対策など、ラストスパートに向けて、やりたいことが盛りだくさんな時期です。 小学校受験で長男合格、次男不合格…その後にわかった「公立小でよかった3つのこと」 私も息子2人の小学校受験を経験しましたが、夏休みは予定がパンパンで……。今思い出しても、目まぐるしい日々を送っていたなぁと思います。 今回は、2児のお受験ママである私が、小学校受験の夏休みに「絶対にやってはいけないこと」をお伝えします。さらに、小学校受験を経験したママ達に、「年長さんの夏休みをどう過ごしていたのか」について、詳しく聞いてみました。
小学校受験直前の夏休み、絶対にやってはいけないこと
小学校受験を控える年長さんが、夏休みに絶対にやってはいけないこと。それは、「塾や家にこもって、ペーパーや課題だけをこなすこと」です。 理由は、小学校受験で必要なことは、ペーパーよりも実体験を通して学ぶ方が、絶対に身につくから。 例えば、「ヤゴはトンボの幼虫で、川にいるよ」と、ペーパー問題やカードで何度も復習するよりも、実際に川に行って、ヤゴを見たり触ったりする方が、小さな子どもにとって、心に深く残りやすいもの。子どもが、お父さんやお母さんと楽しく過ごした経験を、いつまで経っても覚えていることって、よくありますよね。 年長さんにとって大切な時期である夏休みこそ、ペーパー問題ではなく実体験を通して、知識を盤石なものにしておく方が良いと、私は思っています。
夏期講習を申し込みすぎて後悔したママも……
〈アンケートに寄せられたコメント〉 「夏休みは、塾の夏期講習で埋め尽くされていたが、そこまでやらなくて良かったかも」 「夏期講習を取りすぎた。本当に必要なものに絞れば良かったと思う」 小学校受験を終えたママ達にアンケートを取ったところ、多かったのが「夏期講習を取りすぎた」という声。 関東や関西などの都心では、塾の掛け持ちをする人も多いので、「1日に複数の講座を受ける」という場合もよくあります。まるでパズルのようにスケジュールを隙間なく埋めて、目まぐるしい毎日にバタバタと追われてしまうことも。 まわりのみんなが受講していると、つい「コレを受けないと合格できないかも」と思ってしまうものですが、あまり多く取りすぎる必要はないのかもしれません。