家事を「言ってもやらない夫」が劇的に変化した妻のある行動とは? “言ってやらせる”は最も愚策!
こんにちは。『主婦業9割削減宣言』唐仁原けいこです。 書籍を読んでくださった方との読書会などで主婦業削減の話をすると、必ず話題にあがるのがパートナーとの家事分担の話題です。 【マンガで読む】「ここの家賃払ってるの俺だろ!?」夫婦ゲンカがヒートアップした結果、妻に言い放ってしまった夫の末路 ・共働きなのに妻の家事負担が大きすぎる ・指示をしないとやってくれない ・やり方を伝えるのが面倒で、結局自分で抱えてしまう ・自分で気付いて動いて欲しい ・そもそも夫が家事を増やしている こういった悩み、大なり小なり抱えている方多くありませんか。 もちろん私自身も、夫との家事分担には随分悩んできました。主婦業削減していく中で、最大の難関だったといっても過言ではないかも。 「子どものお世話ならまだしも、大の大人のお世話までなんで私が!!!!!」と、最後は怒りをぶつけていましたね。 しかし、ある一言により、夫との家事分担問題の原因は”この私”なのかもしれないと気付いたことから、自分が変わる決意をして、今は、我が家の家事分担について褒めていただけるほどまでになりました。何より、考え方を変えた私自身がだいぶ楽に過ごせるようになっています。
言ってやらせるは最も愚策!?チームビルディングは相手のやる気を引き出すこと
家事育児に疲れきっていた頃、私は夫に対して 「言ってもすぐにやってくれない!」 と、不満をためていました。 しかしある時、仕事関係で尊敬している男性に夫婦の家事負担の話をしたら、こんな風に返されたんです。 「それって、言うからやってくれないんでしょ」 ……? そりゃそうですよ、だって 「言わないと動いてくれないんですよ!」 と、まだ話の方向性にピンと来ていなかった私は、ちょっと強気で返答しました。 すると、 「言ってやらせるのは最も愚策、相手をやる気にさせることでしか、問題の本質は解決しないよ」 とバシッと斬られました。 あ……! 頭をかち割られた気分でした。 確かに……確かに、仕事の現場に置き換えたら、相手をやる気にさせることがチームビルディングの本質だとわかるのに、夫婦、親子間ではその考え方を全く採用していなかったことに気がついたのです。 そうして私はその時から、 「どうやったら夫は動いてくれるのか」 を四六時中、試行錯誤する日々がはじまりました。