家事を「言ってもやらない夫」が劇的に変化した妻のある行動とは? “言ってやらせる”は最も愚策!
夫を我が家のヒーローに!
これまで自分がやってきたことは愚策だったと気付き、私はパートナーシップの専門家が発信する教えを素直に実行することからはじめました。 女性はプリンセスに憧れたけど、男性はヒーローに憧れて育ちましたよね。 ヒーローは頼りにされる、感謝されるのが大好き。そんな男性の気質を開花させることで私たちは家事現場に、本物のヒーローを生み出すことができるのです。 つまり、私たちの態度や言葉がけを変えることで、男性のやる気を引き出すことができるはず! 「やっぱり、あなた凄いね」 「いつも、ありがとう」 「とっても嬉しい!」 こういった語尾にハートマークがつきそうなほどの感謝の言葉を投げかければ、男性に響くし変わってくれる。 ーーということは以前から私も頭では理解していたのですが……、3度の出産のたびに”可愛げ”を忘れてきていた私にとっては、どうしてもその一言一言のハードルが高い。 困り果てた私は、可愛い風ではなく、ユーモアを取り入れて感謝を表現してみることにしました。 ☑️家事をやってくれたら、大げさに喜ぶ(喜びの舞と名付けて踊りました。笑) ☑️夫が家事をしてくれることを周囲に話して、私の代わりに褒め称えてもらう ☑️例えばパスタを作ってくれたら「パパスタ」などネーミングをつけて褒める どうでしょうか? これなら出来る、という方もいらっしゃるでしょうし、可愛げがなくてもこれで良いなら他の方法が自分は思いつく、という方もいらっしゃるでしょう。 とにかく私は、私にできるユーモア系感謝法で我が家のヒーローを刺激しました。 すると、しばらくして夫が自ら進んで家事に取り組むようになったのです。 ある土曜日の朝、前日夜遅くまで仕事をしていた私は、家族の中でいちばん寝坊をして9時過ぎに起きました。 すると、びっくり! 子どもの朝ごはん、家の掃除、洗濯、キッチンリセットまで、その日の家事が全部終わっていたのです。自分の体力は満タンなのに、子どもたちは「ママー! ママー! おなかすいた~」と寄ってくることもなくご機嫌に遊んでいて、家はすっきり片付いている。 まさに、奇跡のような光景。 我が家の夫は育児には積極的ですが、家事は好きではなく、言われて仕方なく動くことが多かったのです。朝ごはんを準備したとしても、テーブルの上はそのままで出かけるタイプの人でした。 だから結局、後片付けが終わって家がすっきり片付く頃には私はヘトヘト。 それなのに、キッチンまでピカピカになっていたその朝。もうめちゃくちゃ感動しました。 そこで思わず、”喜びの舞”を踊り、奇跡の朝をSNSにもUP、あらゆるところで夫の功績を褒め称えた結果、夫も嬉しそうにしていて、その日以降、何度もそんな朝が訪れるようになりました。 可愛げハードルを下げたとしても、基本何かしてくれたら”大げさに喜ぶ””周囲に絶賛する”(周囲が褒めてたことを自分で報告するのも効果的)”。それを忘れず、決して怠らなければ、パートナーのやる気は続きます!