しつこい鼻風邪で病院に行ったら、原因は“がん”と判明!「早く病院に行っておけば…」【漫画の作者に聞く】
鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」が発覚!2児の母・やよいかめさん(@yayoi_kame)の闘病コミックエッセイ「鼻腔ガンになった話」は、累計5000万PV超えと大反響を呼んだ漫画シリーズだ。発売中の書籍から一部抜粋し、ご本人に漫画の内容や見どころを聞いた。テーマは「まさかのガン告知」。 ■漫画「まさかのガン告知」を読む 鼻の調子がずっとすぐれない中、ご主人の転勤で引っ越したやよいかめさん。引っ越し作業中は体調のことなど忘れてしまう。 しかし、夜になると苦しくて目が覚めてしまうなど異常は続く。たまりかねて病院に行ってみたら、鼻のポリープ「鼻茸(はなたけ)」ができているとの診断が。その一部を採取して精密検査を行ってみるとー。 ■とにかく早めに病院へ行くことが大切 最初に近所の耳鼻科に行ってから、告知されるまでおよそ2週間。「耳鼻科で薬を処方され服用し、1週間後に再び通院。2回目の通院のとき、紹介状を書いてもらって翌日大きい病院へ転院。そこで組織を採って検査し、5日後に結果を聞きに行ったらがんを告知されました」 発見時はステージ1だったため、早めにわかってよかったと言われることも多いというが、「がんについていろいろ調べるうちに『もっと早めに病院に行き、炎症を抑える薬を処方してもらえば、ガン化を防ぐことができたのではないか』と思うようになりました。がんを経験したあとは早めに病院へ行くようになりましたね。最初は『こんな大したことない症状で来て!』と怒られるかと思ったんですが、『以前がんを経験したので、転移が怖いんです』と言うと、どの先生も深く突っ込んではきませんでした」 鼻茸を取るのは当然初体験。「先生から『ノミとトンカチを使って患部を削り取る』と言われた時点で恐怖しか感じませんでしたが、一方でどんな道具を使って取るのか、かなり興味もありました。『そもそも、ノミとトンカチが私の鼻の中に入るの?』という疑問もあったので。しかし、採取した2回とも先生に目をつぶって上を向くよう指示され、残念ながらまったく見えませんでした。ノミとトンカチで“カーン”とやられたあとは、めちゃくちゃ痛かったです。しばらく止血してから、よろよろと帰宅しました」 ※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含む為、閲覧にはご注意ください。