人懐っこさが魅力の看板猫すずのすけ! 「Gallery éf(浅草)」で楽しむ自家製ケーキと猫との時間
人懐っこさが魅力の看板猫すずのすけ! 「Gallery éf(浅草)」で楽しむ自家製ケーキと猫との時間
もともとは雷門近くで25年続いたカフェで、2022年に今の場所に移転した「Gallery éf(ギャラリー・エフ)」。看板猫のすずのすけは、スタッフさんたちが東日本大震災のボランティアに行った際に保護した動物です。普段はお店の2階にいるすずのすけは、呼ばれたり気が向いたりしたら1階のカフェに降りてくるそう。移転後も多くの画家やアーティストとつながるお店と、人懐っこいすずのすけの姿を紹介します。
アートと穏やかな空気で満ちた一軒家
お店があるのは、東京メトロ田原町駅から徒歩5分ほどの場所。水色に塗られた一軒家の1階がカフェとして使用されています。 店内には、カウンター席4席と2つのテーブルが。壁やカウンターには作家さんによる絵画や猫をモチーフにしたアートが飾られており、広いギャラリーがあった以前のお店の面影が残っています。
マットの上でなでなで待ち! 誰からも愛される“すずのすけ”
看板猫の「すずのすけ」人懐っこい性格で、誰からも愛されるすずのすけ。「撫でてくれる人がいないと、後ろを振り向いてアピールするんです」と、スタッフの渕川(ふちかわ)さんが話します。デザイン・町田尚子撫でられるのが好きなすずのすけは、人に対して絶対に怒らないとのこと。先代猫のイラストがデザインされた赤いマットの上で、撫でられるのを待つのが習慣です。ちなみに抱っこも好きで、ひとたび抱かれると全体重を預けてリラックス。今回撮影を手伝ってくれたすずのすけのお世話係・通称「猫の手」さんに抱っこされた際も、満足げに微笑んでいます。なお、すずのすけが1階に降りる際には人の手が必要。忙しいランチタイムよりは、午後の空いている時間のほうが会いやすいとのことですよ。「すずのすけに会いたい」とお店の人に伝えるのも忘れずに!
毎日手作り。浅草のお店の素材を使ったスイーツたち
お店のスイーツはすべて自家製。素材選びにもこだわっており、小麦粉ではなく米粉を、ペーキングパウダーはアルミフリーのものを使っているそうです。「かぼちゃのチーズケーキ」そのため、今回食べた『かぼちゃのチーズケーキ』もグルテンフリー。濃厚なのに口どけは軽く、かぼちゃの素朴な甘みを楽しめます。添えられたフォークには、猫の足型のデザインも。スイーツや食事メニューの材料には、浅草のお店のものを多く取り入れているそう。トーストには有名ベーカリー「パンのペリカン」の食パンが、生クリームには明治38年から続く老舗「竹下乳業」のものが使われています。「トマトゼリー」※スイーツのラインアップは日によって変動お店のスイーツには、日替わりシフォンケーキやコーヒーゼリー、パンナコッタなども。持ち手つきのグラスに入った『トマトゼリー』は、クリームがちょこんとのった可愛い見た目が印象的。みずみずしさもありつつ固めの仕上がりで、満足感のあるひと品です。「フルーツティー」6月から提供を始めたという『フルーツティー』は、長野県のフルーツティー専門店のものを使用。時間が経つほど甘みが出て美味しくなるそうなので、すずのすけとのひと時を楽しみながら味わうのもよいかもしれません。
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