【ボートレース】牧山敦也が初Vで昨年の雪辱へ「エンジンはベストの状態。冷静に走れている」~芦屋ルーキーシリーズ
◆ルーキーシリーズ第20戦(25日・ボートレース芦屋・3日目) 牧山 敦也(28)=佐賀(4日目3、9Rに出走) 初日にリング2本、2日目にはその2本を含めたリング4本を交換する整備を行い「良くはないけど、かなり上向きはしているので、本体はこの感じで」と及第点を与えられるぐらいまでの底上げには成功した。3日目はペラ調整に専念し、「調整の幅は広くないけど、エンジンのベストの状態でレースに行けている」と足負けすることのない状態にまで仕上げている。 2号艇だった2日目8Rは伸び節イチ級の原田才一郎にまくられながら「あの展開は想定内というよりも、完璧に思っていた通りだったので、番組を見た時からどう残すかだけを考えていました」と、2コースから巧みに2着取りに成功。3日目の外枠2走は「エンジンのベストの状態で行けていて、冷静に走れていますね。自分が行くところは行くし、行かせるところは行かせられている」と2、3着にまとめて判断力が光った。 昨年同時期に行われた芦屋のルーキーシリーズでは、悔しい思いをした。5号艇で乗った優勝戦、1周1Mでは素晴らしいまくり差しを入れたが、2Mで1号艇の末永和也に逆転されて準優勝。初Vはお預けとなってしまったまま、今大会を迎えている。ただ2期連続のA級を決めたように、しっかりと経験値は積んできた。予選最終日の4日目は1号艇を含む2走。オーバーエージ枠での参戦にふさわしい冷静なさばきで得点を上積みし、予選上位通過を目指す。
報知新聞社