【2025年もJDMはアツい予感】 SEMA SHOW 2024に出展されたとっておきのJDM 10選
10. 日産スカイラインC10(ハコスカ)
スカイラインシリーズはアメリカでも大変人気があるが、こちらのスカイラインは1970年型C10、いわゆる『ハコスカ』として特に人気の高いモデルである。 Bandolero『盗賊』と名付けられたこちらのハコスカは、テキサス在住のオーナーによって主に自宅の裏庭で今年3月から7ヵ月をかけて作られたとのこと。 まず目を引くのはエンジンフードの中央に取り付けられた『角』のオブジェだが、こちらはテキサスを象徴する『ロングホーン』(巨大な角を持つ牛の一種)の角である。 サスペンション(車高調、キャンバープレート等)やブレーキ(ブレンボ製)はダットサン280ZX用(リアのドラムブレーキはC10用)を装着。 タイヤは旧車スポーツカーに人気のトーヨータイヤ・プロクセス888を履く。内装はオリジナルでカスタムされており、JDMのお約束である水中花シフトノブの姿も。 ハコスカをこよなく愛するオーナーは、「これまで作られたスカイラインの中でも最も美しい車のひとつ。ラインやすべてが大好きです」とベタぼれ。彼はアメリカで最初の『ハコトラ』と唯一の『ハコスカ・ワゴン』も所有しており来年のSEMAにはハコスカワゴンのカスタムモデルを出展予定。
加藤久美子(執筆/撮影) AUTOCAR JAPAN(編集)