マレーシアのマハティール首相が会見(全文1)後継者はアンワル氏
マレーシアのマハティール首相は30日午後、東京・千代田区の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。 【動画】未来の日本とマレーシアの関係は マハティール首相が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「未来の日本とマレーシアの関係は マハティール首相が会見」に対応しております。 ◇ ◇
司会者によるスピーカーの紹介
司会:皆さん方、ようこそお越しくださいました。日本外国特派員協会、そして新しいオフィス、丸の内、ようこそお越しくださいました。お越しいただき感謝申し上げたいと思います。まず冒頭、幾つか連絡事項ございます。皆さん携帯電話、恐れ入りますけれども、私ともどもミュートにしていただけますか。音が出ないようにしてください。 それから通路ですけど、こちらの【ナ***00:05:27】、荷物を置かないようにしてください。今は何もありませんけど置かないようにしてください。テレビカメラ、収録ができるようにしていただきたいと思います。スピーチ、15分ほど予定しております。そのあとに質疑応答、30分ぐらいになるかと思います。1時間の進行によって決めたいと思います。同時通訳が入っております。皆さま、レシーバーお持ちでしょうか。 まず1997年、私はシンガポールの報道室におりました。そのときアジア通貨危機が襲いました。そしてその後、間もなく、多くの経済、アジア経済が非常に大きな痛みを経験することとなりました。そして【アメイフ 00:06:25】のチーム、アジアに来て、そしてそれぞれの経済どのように回復すべきかのさまざまな処方箋、対策が提示されました。しかし、その中にはかなり厳しい緊縮政策も含まれておりました。 本日お越しいただいてるスピーカー、ありがとう、しかし結構という反応をされました。そして別の措置、資本管理という措置を取られました。金融の歴史は、その後何年にわたってどちらのやり方が良かったかということを議論してきたと思いますけれども、しかし、少なくとも1つ、全米経済研究所は、これらの資本管理によってマレーシア経済はより早く回復できたという結論を出しています。 さて、本日お話しいただく方の年齢に関して、いろいろといわれております。しかし今、長寿の時代であります。従いまして、いろんな言い方ありますけれども、かつての60は今の40歳。われわれにとってはかなりの救いになるかと思いますけれども、そういった基準から考えますと90歳は今でいうと70歳に相当するということでありますので、日本を見てますと、日本の政治家の先生方の年齢から考えても、本日お話しいただくスピーカー、まさにキャリアにおいて脂が乗ってる、働き盛りといってもいいかもしれません。 さて、本日お話しいただくスピーカー、いろいろと周囲から強い意見を呼んでいらっしゃいます。これはリーダーシップであるとおっしゃる方は多いと思います。賛成される方、反対される方、大勢いらっしゃると思いますが、少なくとも非常に強いリーダーシップを発揮されてることは間違いないと思います。ということで、早速マレーシアのマハティール首相、お願いいたします。ありがとうございます。