【京都のおいしい昼ごはん8選】“昆布出汁テイスティング”に“美肌麺”週末には1時間待ちの必食グルメ
名店ひしめく京都で、この幸せを存分に享受しない手はありません。はずせない定番から、エッジの効いたニュースな一皿まで。偏愛せずにはいられないあの店・あの味を巡って見えてきたのは、自由で多彩、そしてどこまでも上質な京都の食の真髄でした。 【画像】Leon食堂146の「大人のお子様ランチ」。夢のプレート! 今回は「偏愛グルメアドレス」ページより、麺も丼も、さらには「大人のお子様ランチ」まで(! )幅広くご紹介します。
出汁がおいしいラーメン
京都ラーメンの真髄は、やっぱり“出汁”に宿っていた!
歴史120年。昆布老舗の挑戦的一杯
◆【五辻千本東】昆布と麺 喜一 創業明治35年。「五辻の昆布」といえば、京都の高級割烹御用達の昆布専門店。 その老舗2階の新フロアは、要予約・一斉スタート制。理由はラーメンが出る前に独自のお作法(出汁セミナー? )があるから。 それはまず、3種の産地違いの昆布出汁をテイスティングし、次に目の前で削りたてのおぼろ昆布を味わうという趣向。 別格の高級昆布ならではの味と香りで五感が活性化した後に出る、昆布スープのラーメンは豊潤な滋味と深い余韻が心に焼きつく。その体験はまさに全く新しい“昆布アミューズメント”、そのものです。 昆布と麺 喜一 所在地 京都市上京区五辻通千本東入ル西五辻東町74 電話番号 075-431-0719 営業時間 11:00~、12:00~、13:00~各一斉スタート 定休日 日曜、不定休 Instagram @kiichi5224 ●完全予約制
はんなり上品、ハマグリ出汁の清新
◆【塩小路西洞院】貝だし麺きた田 朝7時開店。行列は時に、朝6時半から。その人気の理由はスゥ~~ッと優しく美しく、五臓にしみ渡る、貝出汁スープの優美さゆえ。 蛤らぁめんのスープは贅沢至極にも名産地、三重県・桑名と千葉県・九十九里浜産ハマグリのみを使用。スープが濁りすぎないよう、弱火でゆっくり貝の旨みを煮出した技術力の高さも、しみじみと舌にしみる。 別途、アサリ、ホタテ、ハマグリ出汁をブレンドし、より濃厚な貝のコクが楽しめる「貝だし麺」もあり。 訪れればきっと、京都滞在中に2ヴァージョンとも制覇したくなる。 貝だし麺きた田 所在地 京都市下京区北不動堂町570-3 電話番号 075-366-4051 営業時間 7:00~22:00 L.O. 定休日 無休 Instagram @kaidashimen_k ※カード不可