大阪・松井市長「イベント参加時は十分に注意をお願いしたい」
大阪市の松井一郎市長は23日午後、大阪市役所で定例記者会見を開き、大阪府内で新型コロナウイルスのオミクロン株の市中感染が確認されたことについて「クリスマスや年末年始を迎えるにあたり、三密の回避や手洗い、こまめな換気などの感染防止対策の徹底を改めてお願いします」と述べた。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年12月23日)
22日に大阪府の吉村知事は、府内でオミクロン株の市中感染が確認されたことや年末年始は人と会う機会が増えることから、飲食店に対して出されているの認証を受けている飲食店に対しては同一テーブルにつき4人以内、府の認証を受けていない店に対しては、同一グループ4人以内での会食とする要請を、引き続き行うことを発表した。
会見では報道陣から、今回の府の決定について、松井市長はどう受け止めているかという質問があった。 それに対し、松井市長はオミクロン株がまだ未確定な部分が多いため対策は継続ということになったと説明。「飲食店などサービス業のみなさんからすると、丸2年、書き入れ時の年末年始の商売に非常に大きな足かせになると思います。専門家のみなさんに、オミクロン株の正体をしっかりと検証していただきたい」と話していた。
また、松井市長はこれから不特定多数が集まるような場所やイベントに参加する際は、十分に注意をお願いしたいと市民に呼びかけていた。