コラム:亜州・中国(24) 遠藤和也・駐フィリピン大使に聞く 「マルコス政権の対日協力を高く評価」
【Profile】
遠藤 和也 駐フィリピン大使。1967年、山梨県生まれ。90年、東京大学法学部卒業後、外務省入省。在英国大使館一等書記官、在米国大使館参事官、在中国大使館公使などを経て国連政策課長、中国・モンゴル第一課長、アジア大洋州局審議官、国際協力局長などを歴任。2024年から現職。 泉 宣道 1952年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部に通算13年半、マニラ・北京に8年余り駐在、クーデター未遂事件、鄧小平死去、香港返還に遭遇するなどアジア諸国で長年、取材を続けている。アジア部長、論説副委員長、大阪本社編集局長、専務執行役員名古屋支社代表などを歴任。日本経済研究センター名誉会員。1991-92年にフィリピン外国人特派員協会(FOCAP)会長。ニックネームはNonoy(ラモス元比大統領が命名)。共著に『中国――「世界の工場」から「世界の市場」へ』(日本経済新聞社)、『2020年に挑む中国――超大国のゆくえ』(文眞堂)など。