初のJリーグ参入!高知ユナイテッドSC・小林大智選手と新谷聖基選手 J3昇格への裏話や小学生からの質問に答える
今季 開幕7連勝もJ昇格までの苦難
続いて、「今だから言える」J昇格までの道のりを2人に聞いた。 今シーズン開幕7連勝を記録したが、2人は、2024年は独走で昇格できると思っていたのだろうか。 小林キャプテンは「独走ではさすがに厳しいんじゃないかなと思ってたのと、どこのチームもどこのカテゴリーでも、最後に足踏みは来るとは思ってたので。きれいに僕らも足踏みがありました」と、振り返る。 新谷選手は、7連勝について「すごいことだと思ってたんですけど、まだ7試合終わっただけだったので。何が起こるか分からなかったので、1試合1試合っていう気持ちでやってましたね」と話す。 新谷選手といえばトレードマークの金髪。 新谷選手は「2位になった時に『1位目指すぞ』っていう気持ちでちょっと明るくした」と、金髪に染めたきっかけを話した。髪を染めているのは新谷選手の妻で、今回のJ昇格も喜んでいたという。 以前、サッカー選手だけでなくホームセンターで働いている様子も取材した新谷選手。「僕がしんどい時期とかもずっと支えてもらって、一番近いところで見てもらった」と、妻への感謝の気持ちを語った。
元日本代表の永島昭浩さんもコメント
高知さんさんテレビでは以前、サッカー元日本代表の永島昭浩さんと小林キャプテンを取材した。高知ユナイテッドのご意見番こと永島昭浩さんは、この日、生電話で出演した。 永島さんから見た今回の入れ替え戦の勝因は、「現地で、ホームの高知での試合を見たときの内容よりも、非常に攻守に渡って素晴らしい仕上げをして戦った、本当に勝利に値するゲームだったと思います」と話した。 高知ユナイテッドが勝てなかった時期、永島さんが小林キャプテンに厳しい激励を送ったこともある。そのときの心境についても語った。 サッカー元日本代表の永島昭浩さん: 僕がどこまで言っていいかなっていう感じはあったんですけども、小林キャプテンとお話して5秒、10秒くらいで、この人には言った方がいいなと、受け入れてもらえるなっていうのは分かったんで。それでちょっと思いの丈っていうか、熱い思いで言っていいだろうという中で伝えたので。それが良い方に伝わったのか悪い方に伝わったのかわかんないんですけども、自分は正直な気持ちで、勝つためにはこうだっていうことを小林選手には伝えさせていただきました。 いよいよJ3。今後の戦い方について、永島さんは「一つ一つの精度を高めていかないといけないですし、“毎試合”だけではなくて“毎日”、ベストを尽くして、好きなサッカーを人生かけて、性根を据えてやるっていうことが必要だと思いますね」と話す。