高齢者が元気で生き生きと活躍することが日本の発展に欠かせない「シルバー人材センター事業」の取り組みに生島ヒロシが迫る
◆10月はシルバー人材センターの「普及啓発促進月間」
生島:ちなみに、女性会員の割合はどれぐらいなのでしょうか? 土田:全国で34パーセントなんですけども、65歳以上の人口比率を見ますと男性より女性のほうが多いんです。ですので、積極的に女性会員数の拡大を進めて参りたいと考えております。 生島:シルバー人材センターの共通理念は「自主・自立、共働・共助」なんですよね。 土田:そうですね。東京都のモデル事業として始めたときに、これでやっていこうと決まったものです。高齢者の方々がお互いに自立して助け合うことを理念に進めております。 生島:そして、10月は人材を拡大していく強化月間にもあたるそうですね。 土田:10月に「普及啓発促進月間」を設けておりますので、多くの方にシルバー事業を知っていただき、会員になっていただきたいです。全国のシルバー人材センターでさまざまな取り組みをおこなっていて、街頭でチラシやパンフレットを配ったり、地域のイベントで展示販売をおこなったりと、そういった取り組みもおこなっております。 また、多くのシルバー人材センターでは日頃から地域貢献ということで、ボランティアで公園清掃などの活動もおこなっています。月間中には特にそれらの活動を積極的に取り組むセンターもございます。 生島(勇):お仕事以外にも、センターのサークル活動をおこなっているんですよね。具体的にはどういったものがありますか? 土田:ゴルフやボーリング、テニス、ハイキングなどの屋外活動に取り組むセンターもございますし、囲碁、将棋、手芸にダンスといった文化的活動に取り組んでいるところもございます。 生島(勇):シルバー人材センターは働くだけじゃなくて、お友だちづくりをサポートする場にもなっているんですね。 生島:では最後に、この番組をお聴きになっているリスナーに向けて、メッセージをお願いします。 土田:人生100年時代と言われておりますけども、そういったなかで高齢者が元気で生き生きと活躍することが日本の発展に欠かせないと思っております。全国の高齢者のみなさまには、ご自分の活躍の場として、ぜひシルバー人材センターという選択を考えていただければと思っております。 (ミュージックバード「生島企画室presents『カモン!エヴリバディ』」放送より)