大阪府・吉村知事が定例会見10月14日(全文2)100%完璧とは言わないが
大阪府民・市民にとって損でしかない
これは今でも僕は感じることがありますから、それは橋下さんのときのほうが強烈だったと思います。それをなんとかバーチャル都構想で今進めてますんでね。そこは府の職員も、市の職員も優秀ですから、それぞれ文化があるっていうのも染み付きながらも、なんとか今、トップがこういう体制だから連携してやっていこうっていうのは、本当に職員は真面目だからやってくれているなというふうに思いますけど、やっぱりそこは組織体質、組織の在り方として、どうしても同じような権限で、同じような仕事をしますから、それぞれがもう交わることってなかなかないんですよね。でも、そこは大阪府民・市民にとってはやっぱり損でしかないので、それこそ。そこを組織として改めようというふうに思っています。災害対策についても、僕はそういう意味で強化されるだろうというふうに思います。 司会:次のご質問お願いします。 吉村:今よりはね。今よりは。だから、それが100%完璧とは僕も言いませんけど、今の大阪市と大阪府のあの昔のやり方よりは、まだましなんじゃないかなと、よりましなんじゃないかなというふうに思いますし、それが大阪で積年の課題でいわれてきたので、その解決する案っていうのはやっぱり、提案していくのが現実の政治行政の責任じゃないかなと思います。
国の採択に漏れた企業へも支給するのか
日刊工業新聞:日刊工業新聞の大川です。先ほどの発表事項で、国のGo To 商店街事業に上乗せする形で商店街を支援されるとのことですけれども、国の採択に漏れた企業へも50万円を支給していくということでよろしいでしょうか。 吉村:いや、これは国の採択された事業というのが前提になっていますので、国の採択が漏れたところに独自の50万円だけやるとか、そういうものではないです。ですので、まずできるだけこの107事業、商店街が採択されるようにやらないと。それでパッケージでプランを作っていきますので、50万円だけのプランを作るわけじゃありませんので、そういった意味では1商店街350万円のこのプランを、支援策を府としても、まずそれが一体だし、そしてサポーター派遣をしますので、専門家を派遣しますから、そういった意味で専門家の皆さんから見ても、商店街の皆さんだとなかなか気付かなかったり、商店街の本来いいところをなかなか引き出せてなかったりするところもあると思うので、そういった点で魅力を発信できるところに力をわれわれとしても出していくと。予算規模もそういう意味で350万円というのをベースにいろいろつくっていたりしますので、ばらばらにやる事業ではないというふうに思っています。なので、採択されるというのが前提です。 日刊工業新聞:分かりました。漏れた企業への何か支援というのは、今のところは考えてないということでよろしいでしょうか。 吉村:漏れないように今やっていくし、どうしても漏れた場合は、ちょっとまた考えます、なんか。その事業ができないっていうことになるんでしょうけど。ちょっと漏れたときは僕もなんか考えます。でもできるだけ漏れないように、107事業は、107の商店街はこの間、感染症対策も取り組もうというのでやってきてくれたわけですから、今度は感染症対策が一定定着してきたのであれば、今度は次、消費のほう、やろうというふうに言ってくださる商店街がほとんどだと思うので。それで手を挙げてくれる商店街については、やっぱり全て採択を目指してやります。どうしても漏れた場合は、なんらかの支援策は考えたいと思います。 日刊工業新聞:分かりました。あとすいません。 吉村:107以外の別の事業者、商店街が手を挙げてきた場合はどうするかというのはあると思うんですけど、少なくともこの107の商店街は感染症対策も一生懸命やろうよというのでやってくれた商店街なので、なんらかの支援策は考えたいと思います。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見10月14日 全文3に続く