「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
大阪市内にある大阪市中央公会堂(7月19日~21日)、クリエイティブセンター大阪、kagoo(7月18日~22日)といった3つの会場で、現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2024」が開催される。 同フェアの見どころのひとつとなるのは、国指定重要文化財である大阪市中央公会堂の荘厳なホールと、そこで出展される現代美術作品のコラボレーションだ。ここで開催されるブース形式のフェアとなる「Galleries セクション」では、関西の戦後美術を代表する木下佳通代(1939~94)といった著名作家から、沈昭良、桝本佳子、黒宮菜菜 など、中堅から若手までの作家の作品が一堂に会することとなる。 北加賀屋に位置するクリエイティブセンター大阪やkagooでは、大型作品やインスタレーション等に特化した「Expanded セクション」が展開される。広大な敷地とユニークな会場を活かしたサイトスペシフィックな大型作品やインスタレーション、パフォーマンスを体感することができる。 また、同フェアは作品を初めてコレクションする人に向けても最適な機会となる。著名作家に加えて新進気鋭の若手作家の作品まで様々な価格帯の作品を多数取り揃えている点がポイントだ。 ほかにも、会期中の関連イベントとして、藤浩志とモスバーガーによる子供向け共同ワークショップ「おもちゃのかけら - 繋いで飾ろう!-」が大阪市中央公会堂3階で開催されるほか、北加賀屋の会場ではトークイベントも実施予定だ。なお、ART OSAKA 2024は6月1日より入場チケットが販売中。イベントやチケットに関する詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。 * 美術手帖プレミアム会員限定で、本フェアのチケットプレゼントを実施。詳細はこちらから。