毎日髪を洗わない? 憧れのパリジェンヌになれる美容メソッド
ヘアケア
モニカ・ベルッチやヴァネッサ・パラディなどを顧客に持ち、映画『ジャンヌ・デュ・バリー』においてもスタイリングを担当した「カリタ」のヘアスタイリスト兼アーティスティックディレクターのジョン・ノレは、「パリジェンヌは、ナチュラルに近いヴェネチアンゴールドブロンド、ブラウン、ブルネットカラーに、少しハイライトを入れるスタイルがお気に入り。ヘアカラーにとても気を使っています。カットはとても端正で、頬骨より少し上まで伸ばした前髪からもわかる通り、ラインが特徴的です」
ヘアケアアイテム
ショックかもしれないが、ほとんどのパリジェンヌは毎日髪を洗わないし、コテを使ったブローも得意ではない。しかし、ヘアケアは欠かさない。現在パリで最もクールなヘアケアは、毎晩寝る前に髪と頭皮を3分間ブラッシングすること。なかでも、自分の髪質に合った美しいブラシを使うことが重要だ。 「ブラシというアイテムが一般的になりました」と「ラ ボンヌ ブロッス」の共同設立者であるフローレ・デ・ロベールは言う。習慣的に行うブラッシングのメリットとして知られているのは、頭皮に潜んだホコリや汚れを取り除き、頭皮のマッサージやストレス改善などを促すというもの。さらに、天然の皮脂を伸ばして髪をナチュラルに輝かせることも可能なのだとか。 さらにパリジェンヌは、最高級のヘアマスクで髪を甘やかすのが大好きだ。「ヘアケアは言い換えてしまうと、新しいスキンケアとも言えるのです」と話すのは、“ヘア リチュアル”シリーズで成功を収めている「シスレー」の、イザベル・ドルナノだ。ラグジュアリーブランドの「ゲラン」も、“アベイユ ロワイヤル”からヘアケアを発表。もちろん、母娘と親子で愛されている「ケラスターゼ」“ニュートリティブ”のシャンプー&トリートメントもお忘れなく。
ワークアウト
正直に言って、パリジェンヌは激しいスポーツウーマンではない。むしろ自分をとても甘やかしている。パーソナルトレーニング以外では、ピラティスやヨガ、サイクリング、プール、ランニング、ウォーキングを好んでいる。もちろん、強制されていないということが大前提!