毎日髪を洗わない? 憧れのパリジェンヌになれる美容メソッド
サプリメント
パリジェンヌの生活に欠かせないのがインナーケア。コラーゲンや必要に応じたサプリメントで食生活のバランスを整えている。 食習慣に関しては、ほとんどのパリジェンヌは肉類を控え(週に1~2回)、魚類を好んでいる。さらに、季節の野菜やフルーツを好み、優れた抗炎症作用のあるターメリックやコショウをトッピングしている。
好きな飲み物
コーヒーは大好き。ただし、ノンシュガーで1日2杯まで。緑茶は抗酸化作用に優れているので人気が高まっている。ときどき親しい仲間たちと小規模生産のワインを豊かな香りのチーズ盛り合わせと一緒に楽しむ。
香水
フランスでは香水は、ファッションと同様、文化的なものだ。パリジェンヌは5つの香水を持っていると言われ、状況や気分によって使い分けている。ワードローブの奥には、リトルブラックドレスやパンツスーツ、「エルメス」のハンドバッグのように、「ゲラン」のクラシックな名香を必ず常備している。 モニカ・ベルッチは“シャリマー”、カミーユ・コッタンは“ラ プティット ローブ ノワール”、ルー・ドワイヨンは“ミツコ”、フィリピーヌ・ルロワ=ボーリューは“ジャスミン ボヌール”がお気に入りなのだとか。 田舎での週末や海辺でのエスケープを思い起こさせる軽やかな香り、例えば「シャネル」の“パリドゥーヴィル”や「エルメス」の“地中海の庭”などを、交互にまとってみて。
パリジェンヌ愛用の香水
「フラゴナール」の“フルール ドランジェ”と「ロジェ・ガレ」のコローニュ。フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴは、「ゲラン」の“ルール ブルー”を愛用しているが、「フレデリック マル」の“オー デ マグノリア”や“リップスティック ローズ”、“イリス プードル”も気分によって愛用しているのだとか。 また、柑橘系とアロマティックな香りの「パルファン・クリスチャン・ディオール」“オー ソヴァージュ”や、ラベンダーとバニラの香りを持つ「キャロン」の“プール アン オム”など、男性用の香水を身にまとうのも好まれている。最近人気が高まっているのは「ルイ・ヴィトン」の“オラージュ”。パチョリ、アイリス、ベチパーが絶妙にブレンドされている。 最後に、あらゆる決まり文句は忘れて、このパリジェンヌスタイルを自分のものにしてみて。イネス・ド・ラ・フレサンジュが彼女の著書のなかでこう書いている。「パリジェンヌスタイルを身につけるのにパリで生まれる必要はないわ。サントロペで生まれた私が完璧な例です。とても簡単です!」
Realization : Monique Le Dolédec、Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI