国の4回目接種対象拡大方針は「正しい判断」尾身会長会見7月14日(全文3)
分類に限らないなんらかの対応が必要という趣旨なのか
司会:よろしいでしょうか。いったん、ちょっとすいません。会場の方、ちょっとウェブの方を待たせ過ぎてますので、ちょっといったん会場の方、お待ちいただいて、ウェブの方にご発言を求めたいと思います。よろしくお願いします。 すいません、ウェブの参加の皆さま、お待たせいたしました。ご発言のある方がございましたら挙手ボタンを使って、ご発言をお願いいたします。ご発言の際には、ご所属とお名前をおっしゃってからご発言のほうをお願いいたします。ウェブ参加の皆さまの中でご発言のある方がいらっしゃいましたら挙手ボタンでお知らせください。 取りあえず見当たらないですかね。よろしいでしょうか。もし何かありましたら、また引き続き挙手ボタンでお知らせください。それではすいません。また会場に戻らせていただきます。ご発言のある方よろしくお願いします。では真ん中の後ろの方、お願いします。 読売新聞:読売新聞の余門といいます。大丈夫ですかね。読売新聞の余門といいます。よろしくお願いします。コロナを一疾病にというところに戻って恐縮なんですけれども、一疾病というのは平たく言いますと、現状でも一疾病というような認識ではいるんですけど、その違いについて具体的に一疾病というところ、どういうふうな位置付けなのか具体的に教えていただきたいのが1点と、感染症法の5類に、すぐにではないというような趣旨の発言がありましたが、感染症法の現状の措置を緩和していく必要があるというような趣旨のご発言なのか、あるいは将来的に5類、あるいはそういった分類に限らないなんらかの対応が必要というような趣旨なのか、その点を教えていただけますでしょうか。
合理的な今の現状に合うように法律を変えることが先
尾身:はい。まずは一疾病という意味ですね。これはどれも、病気は一疾病なんですね。そういう意味で、申し上げて。ちょっとこれは、かっこで書いてある、いわゆるこういう、そういうことで、厳密に言えば全て一疾病ですよね、病気の名前。そういう意味で言ってるんじゃなくて、これはコロナという非常に強い感染症の規制の、法律的な規制の中で、全例報告だとか、感染するとか、こういう決まりをしてる。だから、それが普通のインフルエンザだとか、風邪とか、違う、ですよね。それをやや普通にの疾患と、そういう意味です、これは。 それで、5類うんぬんの話は、実は2類、5類というのは法律上の問題ですよね。一番大事なことは、法律のどこかに、現状を法律に合わせるんじゃなくて、現状が、合理的な今の現状に合うようにまず変えることが先で、結果的にそれが法律でいえばこれに当たるっていうのを私は筋だと思います。最初にこれは無理やり何類だと決めてかかると、そこにまたギャップが出てくる。それよりも、今のこの特徴は何か、どういう対策が求められるのかということをまず議論して、それが結果的にこれに近いというころはあるけれども、その逆では私はないと思います。 そういう意味で、ただし、大きな文脈で言えば5類のほうに少しずつ実態的には近づいているということは言えて、それは世界中がそうです。世界中がそういう方向に、ちょっと中国は少し違うけど、大きな方向がそっちにいってると言えると思います。 司会:よろしいでしょうか。それでは、ほかにございますでしょうか。それでは、じゃ後ろの方、すいません。