「リアル書店」と「ネット書店」の違いとは!?たとえた漫画に反響、共感の声「わかりみが過ぎる」「俺を買えと主張してくる本は当たり」
ネットでポチッ、とクリックするだけで欲しい本が手に入る…思えば便利な世の中になりました。しかしネット書店のありがたさをかみしめつつも、リアル書店に思いがけない本との出会いを求める人もいます。そんな思いを漫画にした「パパ頭」(@nonnyakonyako)さんのポストが「X」で話題になりました。 【漫画】「リアル書店」と「ネット書店」の違いを見る(3ページ) 「日々のつぶやき。 本屋が好き(1/2) 私の好みとか購買履歴とか、そういったものを完全に度外視した意識の外から出会いたいといいますか…この気持ち共感してもらえるだろうか」 そんなつぶやきとともに投稿された漫画には、「ネットでほぼどんな本でも買えるし、(その方が)安いし便利なくらい」と思いつつも「私は本屋が好きだ」とリアル書店を訪れる主人公が描かれています。 書店内で主人公は本棚にずらりと並ぶたくさんの本に圧倒され、目移りしたあげく「何なら買う予定のなかった本を買っちゃったり」して本の束を大事に胸に抱えつつ店を出ます。 当初欲しかった本を購入しないのは本末転倒のような気もしますが、作者は「本を購入する」という行為が「ネット書店」と「リアル書店」ではどのような違いがあるか、それぞれ擬人化して絵で表現してみせます。 「ネット書店」は片眼鏡(モノクル)をかけた白髪の上品な老執事が高級車の後部座席を開け「お待ちしておりました」と腰を折って丁寧に迎えてくれます。 一方「リアル書店」は、鋭い目つきの若い男性が助手席の扉を開け放ち「話は後だ!!」「とにかく乗れ!!」と緊迫した表情で訴えてきます。 「わかりみが過ぎる。目当ての本に向かう途中、あるいは目当ての本を手に取ってからレジに向かう途中に平積みの本の表紙に目を奪われたり。大型書店はアミューズメント」 「わかります。私も本屋の方が好きです。俺を買えって主張してくる本は当たりです。」 「ターゲッティングなどされずに 雑多な情報を浴びる事ができる 贅沢な空間」 両者の違いを見事にとらえた表現に賛辞と共感の声が寄せられています。パパ頭さんに本作についてお聞きしました。