コロナ第7波「たちまち行動制限については考えない」岸田首相会見7月14日(全文2完)
ウクライナ全体の戦争弱者を支援する考えは
大川:フリーランスの大川興業総裁、大川豊です。この度の安倍総理に哀悼の意を表したいと思います。質問させていただきます。2014年に安倍総理が、いわゆるルガンスク、ドンバスのウクライナのクリミア半島併合のときに国連等で発言した経緯があり、日本が国連計画、ウクライナ政府、日本政府とともに支援を、特に高齢者、孤児、障害者、病人、戦争弱者といわれる方々の支援を2014年から日本政府はしております。これを例えば総理がまた国際的な場所での発言をし、そしてウクライナ全体の戦争弱者といわれる方々のご支援をされるお考えはあるのか。 あともう1つは、先ほど医療従事者の、コロナに関してなんですけども、医療従事者に、800万人に接種をするとおっしゃってたんですけど、ぜひ知的障害者の施設など、利用者さんがマスクできない状況がございますので、福祉従事者にも広げてワクチン接種の有線などのお考えがあるか、以上お聞かせください。以上です。 岸田:ありがとうございます。まずウクライナ支援については今日まで政府としてもいろいろな取り組みを行ってきましたが、状況はどんどんと変化をしています。ですからウクライナ支援の中身については、ウクライナ、および避難されている方々のニーズをしっかり踏まえた上で中身についてしっかり考えていかなければならない、このように思います。ただ、引き続き厳しい状況に置かれているウクライナ、および避難民の方々。こういった方々の状況を考えますときに、政府としては、しっかり支援を行っていくことは続けていきたいと思っております。 そして、そうそう、4回目のワクチン接種について、先ほど申し上げた、医療従事者等に追加で接種を行うということを申し上げましたが、これはぜひ全ての障害者施設の従事者の方々等に対しても、これは、この4回目の接種の拡大を行っていく、こうしたことは大事だと思います。ちょっとその対象については、よく現場の状況も確認しながら明らかにしたいと思いますが、基本的に障害者施設の方々も含めて、こうした弱い立場におられる方々を支援される方々をしっかり支えるために必要なワクチン接種は考えていかなければならない、こうしたことではないかと思います。 司会:それでは大変恐縮ですが、あと2問とさせていただきます。それでは朝日の池尻さん。