【MLB】パドレスがダルビッシュを制限リストに登録へ シルト監督が発表 「家族に関する個人的な問題」
日本時間7月7日、パドレスのマイク・シルト監督はダルビッシュ有を制限リストに登録する予定であることを発表した。シルト監督によると、ダルビッシュは「家族に関する個人的な問題」に対処しているという。ただし、ダルビッシュのプライバシーを尊重し、それ以上の詳細は明かさなかった。ダルビッシュは股関節とひじの故障で5月下旬から戦列を離れているが、今回の制限リスト入りによって、戦列復帰に向けたタイムテーブルはさらに不透明に。シルト監督はダルビッシュが制限リスト入りする期間について「無期限」とだけ付け加えた。 現在37歳のダルビッシュは今季ここまで11試合に先発し、4勝3敗、防御率3.20を記録。5月下旬に左股関節を痛めて今季2度目の故障者リスト入りとなり、一度は復帰登板が決まったものの、右ひじの炎症によって復帰登板が延期され、結局戦列復帰を果たせないまま現在に至っている。 シルト監督は「彼は家族に関する個人的な問題に対処している。我々は彼のプライバシーを尊重したい。彼はフィジカル面ではいい状態にあることをみんなに知ってもらいたがっていた。でも今はチームを離れ、個人的な問題に対処することになった」とコメント。「我々は彼のことを愛しているし、サポートするつもりだ。彼はパドレスファミリーの一員だからね」と語った。 ダルビッシュの離脱が長期化することは、パドレスの先発ローテーションにとっては大きな痛手となる。ジョー・マスグローブも右ひじの故障で戦列を離れており、現在はディラン・シース、マイケル・キング、マット・ウォルドロン、ランディ・バスケス、アダム・メイザーの5人でローテを形成。しかし、キングはすでに自己最多イニングを更新しており、ウォルドロンも1年を通してメジャーでプレーした経験はない。新人メイザーは防御率7点台と苦しんでおり、夏場のトレード市場では間違いなく先発投手の補強に動くことになるだろう。