大阪府・吉村知事が定例会見4月21日(全文2)見回り隊を倍増して600名体制に
年代や具体的な状況を公表できないか
読売テレビ:自宅療養に関してです。きのうも自宅療養中に亡くなった方が1人いまして、これで、第4波で自宅療養もしくは調整中に亡くなった方は8人になります。これに関して担当部局に問い合わせても、年代ですとか具体的な状況というのは一切教えていただけなくてですね。ただ、やっぱり若い人が例えば多いのか高齢者が多いのかでも、かなり意味合いが変わってくると思うので、その辺り、どういった事情で亡くなってる方が多いのかっていうところをちょっと公表していただけないかなと思うのですが。 吉村:まずお亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。今回のこのコロナウイルスについて、亡くなられた方の公表の仕方をどうするかということについては、これはもう他府県もそうですけども、個人のプライバシー、そういったことをやっぱり最大限に配慮してと。これは大阪に限らずですね。第3波のときも自宅療養で亡くなられる方が多く出たところもありますけども、やっぱり個人のプライバシーを最大限に配慮して対応するということをされてきてますし、大阪府としてもやはりそこを尊重して対応していきたいと思っています。 ただ、自宅療養の対策についてはきのうの本部会議で発表したとおり、自宅療養中に、自宅療養者の方もものすごい数が増えてますから。その中でのいわゆるオンライン診療であったり薬の処方であったり、そういった、パルスメーターもそうですけど、いろんな対策というのは強化をしていきたいと思っています。
どのように分析しているのか教えてほしい
読売テレビ:プライバシーに配慮というのは私たちも重々承知しているところなんですけれども、例えばどういった状況で、救急車を呼んでも、例えば5時間も6時間も搬送されなくて、搬送先が見つからなくて亡くなっている方が多いですとか、そういったところ、ある程度、8件という数も出てきているので、分析どういうふうにされているのか教えていただくことはできますか。 吉村:なので、個人の方のプライバシー、ここを最大限に配慮した中身での対応というのをしてもらいたいと思っています。 読売テレビ:あと最後に1点なんですけれども、きのうの会議の中で緊急事態宣言の解除の基準について朝野さんが、重症病床が50ではなくて20まで下げるべきだと、20ぐらいまで下がるまで解除すべきでないというお話があったと思うんですが、知事の見解をお教えください。 吉村:まず現時点で緊急事態宣言、発令されていませんので、緊急事態宣言の発令を求めていきたいと思いますし、対策としても、より強い対策を集中的に行うと、期間をぐっと集中して行うことが必要だというふうに思っています。なので現時点で発令もされていないような中で、こうなったら解除しますというのは、現時点で言うのは適切ではないと思ってます。まずは感染対策を押さえる、緊急事態宣言の発令をお願いして、そしてその中身をより実効性のあるものにし、短期集中的に府民の皆さんに訴え掛けていくということをやっていきたいと思っています。 司会:すいません、次の方お願いします。そしたらその前。日経さん。