大阪府・吉村知事が定例会見4月21日(全文2)見回り隊を倍増して600名体制に
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「見回り隊への批判は承知。緊急事態宣言発出後は民間と行政職員のペアに体制強化する」大阪府・吉村知事(2021年4月21日)」に対応しております。 【動画】「見回り隊への批判は承知。緊急事態宣言発出後は民間と行政職員のペアに体制強化する」大阪府・吉村知事(2021年4月21日) ◇ ◇
見回り隊のチェックがずさんとの反応があるが
朝日放送テレビ:ABCテレビの堀江です。ありがとうございます。見回り隊について伺います。アルバイトの方がやってらっしゃるというケースが多く見られ、チェックが非常にずさんであるというような反応を飲食店側からもらうケースがずいぶんあります。現状の認識と対策を教えてください。 吉村:まず民間に委託をいたしまして、この300名の方も民間委託をしています。その民間の委託先、これは大手会社ですけれども、そこにこの300名の見回り隊、そしてこういったことをチェックお願いしますということについて、チェック項目も含めてこの業務を委託していると。そしてできるだけ多く、これはもう見回っていこうと。もともと4万店ありますから、それをこのまん延防止の期間中に全て見回ろうというのが目標ですので、300名の大きな体制で、150班で組んで今進めています。 ただ、その中で今ご批判、ご意見あったようなご指摘があるのも、これは事実です。全てではないと思いますが、そういった声も届いているというのも事実だというふうに思います。
各市町村の職員ということか
今後、緊急事態宣言が発令されるということになれば、まだ発令されてませんけども、この飲食店に対する見回り隊の範囲も大阪府全域に広がってくるということになると思いますし、より対策は強化しなければならないと思っています。感染を防ぐためにやっているわけですから、それが、実効性が薄いものになってはならないと思っています。 なので、今後の方針といたしまして、この見回り隊、民間委託している300名に加えて行政職員、これは府と、それから府下の市町村との合同隊で、プラス300名。つまり600名の体制にしまして、そして今、現状では見回り隊というのは民間に委託して、民間の2名の方が1班を組んでいるわけですけど、民間だけにやってもらうんじゃなくて、民間の方1名、そして行政職員が1名、この班体制で進めていきたいと思います。きちんとその中に行政職員が入って見回っていくと。そうすることによって班の体制は全部で300班の体制になる。2人1組で300班の体制になると思います。その300班の体制で大阪府下全域、見回りの体制の強化、そして感染に強い飲食の場づくり、チェック内容、チェックの在り方についても、より厳格に実施していくということをやる必要があるというふうに思っていますので、体制についてはそういった意味で倍増に強化し、そして行政職員も班に1名入る形にして見回りの体制の強化をしていきたいと思っています。それは今日、決定をしました。 朝日放送テレビ:確認です。そうすると各市町村の職員ということですね。 吉村:その300名の職員については150名を府の職員、残りの150名の職員を各市町村の職員から応援で出していただいて、やっていきたいというふうに思っています。なので府と市町村で、1対1で職員を、ある意味応援を出して、その班をつくっていくと。つまり例えば具体例で言うとどういうことかというと、例えば松原市でチェックしていくときに、松原市の職員と民間委託先の民間の調査員の2人1組体制で松原市を回りながら、また別に大阪府の職員1名と民間の方を1名足した1班が松原市の中を回りながらと。府の職員は大阪府域全域に広がっていきますけども、それぞれの市町村の職員にも協力してもらって、行政職員と民間の委託先、これを足した形で見回り体制を強化していきたい。今、300人150班体制を600人300班体制、そして班の中には必ず監督者としての行政職員が入っているという形で進めていきたいと思っています。